弁護士が解説! 浮気された側が報復した場合、どのくらいなら法的に許される?

浮気した男性への報復で、女性が消毒薬をかけ男性が燃え上がる事件が発生。浮気への報復で許される範囲は…

 

■実際にあったケースでは…

最近多いのは、インスタなどのSNSを使い、実名入りで浮気の事実を公表し、友達や勤務先にばらして相手を陥れる名誉毀損行為であったり、恥ずかしい写真や動画をばら撒くリベンジポルノ行為があります。

実際に相談にあったケースでは「浮気をし返す」というのもあります。「相手が浮気をしたから自分も浮気をする!」ということですね。こうなると、もう信頼関係もなくなり、泥沼です。

また、浮気相手に報復するケースも多くあります。実際に、浮気相手の下半身を切除するという事件もありましたね…。


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■報復ではなく別れの道も

どのような理由があれ、報復として犯罪行為は絶対にしてはいけません。まずは、相手方と対話をして、それでも納得できず、信頼関係がなくなってしまったのであれば、別れるのが正解かもしれませんね。

配偶者や婚約者の浮気であれば、損害賠償請求ができる場合もあります。 万が一、浮気をして、報復されてしまった方や報復されそうな方は、トラブルが拡大する前に、弁護士などの専門家に相談しましょう。

(文/レイ法律事務所・松下 真由美(弁護士)

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