篠原涼子『民衆の敵』　桐谷美玲・成田凌の豪華遣いとメタ演出が話題

 

■「メタ演出」がいい味出してる

また、ストーリーの一方で注目を集めたのが、登場人物がカメラに向かって語りかける「メタ演出」だ。冒頭の石田だけでなく、ゲスト出演の桐谷や、市議会のドン・犬崎役の古田新太、女性市長役の余貴美子など複数のキャラが内心を吐露。

『民衆の敵』キャラがカメラにいきなり語りかけたり、メタ的な部分があるのが、この作品に似合っていたし、おもしろみになっていました。政治の風刺につながってもいたな。キャラがカメラに語る奴の元ネタは『ハウス・オブ・カード 野望の階段』かしら。政治ドラマつながりですね（笑）。 #民衆の敵

— シンwakako mithuhashi (@waka__chang) 2017年10月23日

キャストめちゃくちゃ豪華だな！月9盛り返すゾ、という勢い感じるね 刑事ゆがみ とかフジはドラマに力入れていくのかな。登場人物が、視聴者に話しかけてくるメタドラマみたいなのも面白いかも(^-^) #民衆の敵

— 明日のyouji (@julietta1018) 2017年10月23日

この演出に対し、「吉と出るか凶と出るか」という不安の声もあるものの、しらべぇドラマ班が調べた限りでは「面白い」「風刺になっている」など好意的な声が、今のところ多い。

米ドラマ『ハオス・オブ・カード～野望の階段～』を思わせながらも、それよりもコメディ寄りになっているあたりが、月9らしい。

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■「待機児童問題」は解決してる？

しらべぇ編集部は先日の衆院選にあわせ、全国20〜60代の男女1,354名を対象に調査を実施。その結果、「待機児童問題が以前より改善している」と答えた人は、全体では11.1％。「改善していない」と回答した人はその3倍を超え、4割に迫った。

『民衆の敵』作中でも、多くのデキるママたちが仕事を休まざるを得ない状況に追いやられているが、智子はどんな風に改革していくのか？　「民衆の味方」となってくれるであろう、彼女の活躍に期待したい。

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（文／しらべぇドラマ班・尾道えぐ美　イラスト／ミキシマ）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2017年9月29日～2017年10月2日
対象：全国20代～60代の男女1,354名（有効回答数）