もう耐えられない…通勤時間に不満を抱える人たちの「理由」
通勤時間をとるのか、それとも住環境をとるのか…悩みどころ。
「毎日毎日、通勤だけで往復2時間以上もかかって…。1ヶ月で40時間以上も電車に揺られてるとか、人生を無駄にしている気がする」
そんな、通勤時間の長さに不満を抱えている人は少なくないはず。
■「理想通り」の通勤時間は3人に1人
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の有職者男女633名を対象に「通勤時間」について調査したところ、理想通りだと答えたのは全体の37.0%。
44.7%は理想と少し違う、18.3%はかけ離れていると回答している。多少なりとも不満を抱えながら、毎日会社に通っている人が多いのだ。
しかし、その「不満の理由」を聞いてみると、意外にも時間の長さだけではないようで…。
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①近さが大事
「家を決めるとき、最重要項目にしているのが通勤時間。乗り換え1回、30分以内じゃないと嫌なんですよ。本音は徒歩5分とかに住みたい。朝はメイクとか支度に時間がかかるし、夜は早く家に帰りたいんで。
ただ、一度会社まで徒歩で行けるところに住んだら、『近いんだから』と突然呼び出されたり、残業させられたりして。それからは『ギリギリ歩けない距離』の場所を選んでいます」(20代・女性)
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②家族のためには…
「子供ができたときに家を買うことになり、環境や値段を考えて郊外に決めました。通勤に1時間以上かかるのがネックでしたが、もう慣れましたね。諦めたというか。
せっかく自分だけの時間ができたので、勉強したり本を読んだりと、少しでも有意義に過ごせるように工夫してます」(40代・男性)
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③通勤時間&ラッシュのコンボ
「会社が移転になり、家から1時間ちょっとかかるようになって。それまでは30分程度だったので満員電車も耐えられましたが、1時間はきつい。
座れないし、乗り換えも多いし。痴漢に間違われたら嫌なので、両手を上げて電車に揺られていると『俺、何してるんだろ…』って気分になるんですよね。正直、もう耐えられない」(30代・男性)
通勤時間や混雑具合の悩みを解消するか、多少我慢してでもより良い環境の家に住むのか。「その人にとって何が大切なのか?」で大きく変わりそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)
対象:全国20代~60代の有職者男女633名(有効回答数)