『FINAL CUT』真犯人役の山崎育三郎に「申し訳ない」 亀梨ファン独特の想像力

意外な方法で真犯人をおびき寄せる…亀梨和也主演ドラマ『FINAL CUT(ファイナルカット)』

亀梨和也・佐々木蔵之介
『FINAL CUT』

ジャニヲタ歴30年ライター、ナンシー関ヶ原です。

関西テレビ系ドラマ『FINAL CUT』が2時間スペシャルの最終回を迎えました。女児を殺害した真犯人のキャスティングは放送当日まで明かされず、これまで見守ってきた視聴者もリアルタイムで初めて知ることに。

女児を殺した後も逃亡先のアメリカで少女を連れ回してきたという真犯人、まさかの山崎育三郎が演じました。



 

■フェイクニュースで真犯人をおびき寄せる

最終回のあらすじは、こんな感じ。

若葉(橋本環奈)への殺人未遂容疑で慶介(亀梨和也)が現行犯逮捕された。傷を負った若葉の姿を目の当たりにした雪子(栗山千明)は大きなショックを受けるが、そこへ一本の電話がかかってくる。それは、かつて慶介が雪子をだますために使っていた偽名“吉澤優”からで…?


一方、独自に祥太の行方を追っていた井出(杉本哲太)、真崎(水野美紀)、小池(林遣都)、皆川(やついいちろう)は、慶介が逮捕されたと聞き、色めき立つ。しかし、百々瀬(藤木直人)は、さらなる大スクープを画策していた。


無実を信じる大地(髙木雄也)をよそに、取り調べに対してなぜか黙秘を貫く慶介。しかし、やって来た上司の高田(佐々木蔵之介)に突如、「犯人は、俺です」と自白を始め、高田を驚かせる。 “殺人犯”となった慶介は、誰も予想しなかった驚きの方法で、ついに真犯人と対峙することに。『FINAL CUT』公式サイトより抜粋)


実際の放送では慶介が女児を殺した罪で逮捕されたというフェイクニュース番組を作り、若葉が住む小河原家のテレビだけで放映。

慶介が女児殺害の犯人と信じきった若葉は兄に連絡し、兄は十数年ぶりに日本に帰国する…という流れでした。


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■放送するまでキャストがわからないサプライズ

若葉の兄が帰国することを調べ、空港へ行った慶介。そこにいたのは「ミュージカル界の貴公子」こと山崎育三郎さんでした。これまで公式サイトでも兄役のキャストは公表されておらず、驚いた視聴者も多かったでしょう。

この状況に対してジャニヲタ(出版社勤務・女性・40代)は…。

「山崎育三郎さんのファンクラブでも今日の出演は連絡してなかったらしい。きっと育三郎さんファンのなかには出演に気づかず、リアルタイム視聴できてない人もいるんじゃないか。私だったらキレますね」


亀梨くんファン(会社員・女性・50代)

「誰が犯人にキャストされてるかわからない緊張感のなかで、『わー!育三郎さんかー!』って驚いた瞬間を、肝心の育三郎さんファンのみなさんが高い確率で逃してたのかと思うと申し訳ない気持ちになります(笑)」


一部のジャニヲタは、もしも自分が育三郎さんファンだったら…と、立場をかえて胸を痛めていたようです。

少女趣味をもち、最後まで自分は殺してないと理論ぜめで言い張る…かなり濃い悪役を引き受けてくれた育三郎さん。多くのジャニヲタが感謝しました。

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(文/しらべぇドラマ班・ナンシー関ヶ原 イラスト/ミキシマ

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