「アホの子教えるのは楽しかった」 元家庭教師の投稿に納得の声相次ぐ

勉強が出来ない子は驚くほど些細なところで躓いている。

(maroke/iStock/Thinkstock)

学生時代、どうにもこうにも勉強が苦手だったという人もいるだろう。学力はあくまで物差しのひとつに過ぎないが、社会がまだ小さい子供の場合はそれが大きな意味を持ち、その後の人生に良くも悪くも大きく影響してしまうこともある。

今、「はてな匿名ダイアリー」に投稿された「アホの子教えるのは楽しかった」というエントリーが注目を呼んでいる。

 

■「出来ない子」への接し方

投稿者は学生時代にバイトで個人指導の塾講師をしていたと語る人物。「座ってられない&話が聞けない中2」や「アルファベットのaとdとbの区別が付いてなくてbog とかdopple とか平気で書いちゃう中3」など、今で言えば注意欠陥多動性障害や読字障害の可能性もある生徒を教えていた様子。

大変だったんだろうな…と思いきや、投稿者によると「こういう言い方はあまり正しさがないとは思うのだが、アホを普通にする方が、普通を出来るにするよりも賞賛されやすかった」と語る。

というのもそのレベルの生徒たちは「ちょっとした一言というかきっかけが見つかれば変わる」「偏差値27から50超のだいたい普通レベルまでもってくことは、片手間の個人指導の大学生バイトでも割と難しくなかった」のに対し、普通の子は「本人に勉強への自発的意欲があって家庭の協力があれば偏差値60超くらいまではいけたけど、そこから先は元々の素養がないとダメかなぁという感じ」だったからだ。

 

■取り払うべき「思い込み」

また、投稿者によると勉強が出来ない子に対しては勉強を始める前に勉強=キライ、怒られる、自分が惨めになるだけ」という思い込みを取っ払ってやる必要があったそう。これまで劣等生だった彼らは勉強を前にすると無気力状態になってしまうのだ。

だからこそ「あなたが間違ってくれないとどこが分かっていないのか先生が探せないから、間違ってくれないと困っちゃう」「なぜその間違いをしたのかを、問い詰めるのではなく一緒に探していこー!」というスタンスで接することが大切で、「なんで間違ったの?」はNG。

そうするうちにaとdとbの区別が付かなかった子がそれらを区別できるようになったり、また数学が苦手だった子が数学の苦手意識をなくしたことでだけで英語や国語と社会など他の教科にも良い影響がある、などの出来事が。

なお、投稿者が面倒を見た勉強が出来ない子供たちは2年間で6人いたが、みな「高校に行けないかもしれない」というレベルだったにも関わらず普通レベルの公立普通科や商業科に進学。現在はそれぞれ会社員などになり、adbの区別の付かなかった生徒は大手のホテルチェーンでフロントをやってるとのことだ。

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■共感の声相次ぐ

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