ジョジョの世界にどっぷり…承太郎やDIOの2m大型原画も初お披露目

「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が24日から開始。荒木飛呂彦本人の語る「展示」の魅力とは?

2018/08/22 10:30


 

■ジョジョらしいカラーイラストも

つづく「スタンド使いはひかれ合う」には、原作に登場する150体以上のスタンド&スタンド使いが集結。

(©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社)

人気(?)のオインゴ・ボインゴ兄弟もしっかりいるぞ。

ジョジョ作品の特徴的なポージングや色彩を楽しめる「JOJO’S Design」は、見ているだけでワクワクしてしまうカラー原画がずらり。

(©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社)

「色使い」「ポージング」「構図」「グラフィック」「ファッション」といった観点から選抜されたカラーイラストは、どれも印象的だ。


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■この原画展のための「大型展示」も!

(©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社)

最高潮のバトルシーンを集めた「ハイ・ヴォルテージ」、スタンドの起源を描く映像展示<AURA>を抜けると、この展覧会のために荒木先生が書き下ろした完全新作の大型原画「裏切り者は常にいる」が待ち受けている。

(©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社)

なんと、そのサイズは1200×2000! 前に立つと、目線が合うのだ。


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■荒木飛呂彦の語る「大型展示」

荒木飛呂彦氏

この作品について、荒木先生は「創作していた場所と照明が違うので、新鮮な。自分で見てもそう思います。見ている私たちの世界とキャラクターの世界が一体化するというか…同じ空間に存在させたいなと。等身大のキャラクターと私たちが一体化した空間にしたいという目的があって描いたものです」と語る。

描かれている12人のキャラクターとスタンドは、「人気ではなく、シルエットで選びました。髪型とか、女性とか男性とか、ファッションがかぶらないように。承太郎とDIOは象徴的なキャラクターなので、最初にそれを入れて」選ばれたそう。

しかし、「じつは失敗した部分もあって」とポロリ。「DIOのところが、ちょっと色が濃かったかなって。国立新美術館の照明が美しすぎるのか…直したかったです」と笑いつつも、「原画はライブなので」と話し、「ぜひ近づいてみていただきたい」とアピールした。


原画展のチケットは、完全日時指定制なので要注意。すでに完売している日も出てきているので、行きたい日が決まっている人は早めに予約したほうがいいかも。

音声ガイドを借りて、ゆっくり見ていると時間がいくらあっても足りなくなってしまう「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」。ジョジョファンなら必見だ!


【荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋 〈東京会場〉】
会 期 : 2018年8月24日(金)~10月1日(月) [34日間]
★プレビューデイ 2018年8月22日(水)、8月23日(木)
休 館 日 : 毎週火曜日
開館時間 : 10:00~18:00(毎週金・土曜日は21:00まで)※最終入場は閉館の30分前まで
会 場 : 国立新美術館 企画展示室2E (東京・六本木)

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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ

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