「女オタオタ」から付きまといも… アイドル握手会に参加経験のある人たち
推しのために、全国各地を飛び回る。
AKB48を始めとした48グループは、CDの購入特典に握手券がついてくることで有名だ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名に「イベントの参加経験について」の調査を実施。
「48グループの握手会に行ったことがある」と答えた人が、全体で6.1%とわずかである。一部の熱狂的なファンが、足を運ぶイベントといえるだろう。
■あっちゃんがいた頃に…
性年代別で見ると、20代から30代の男性が高い割合になっている。
AKBの人気が全盛期だった頃、行った人が多いようだ。
「あっちゃんとかいた人気絶頂期の頃に、一度だけ行ったことがある。システムがよくわからないので躊躇していたところ、後輩が頻繁に行っていることを知って連れて行ってもらった。
テレビで観ているアイドルを一瞬でも近くで見られるのは、とても貴重な体験だった。ただ、何枚も同じCDを買うまでの気持ちは、あまり理解できなかったけど…」(30代・男性)
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■全国各地を遠征していたファンも
深くハマると、全国各地に遠征するようになる。
「僕は本気でハマっていた時期があり、各地に遠征していた。推しに認知してもらえると嬉しくて、だんだんと通う回数が増えていく。たくさん話したいから、CDもいっぱい買っていた。
今はまったくアイドルを追わなくなったけど、周囲の人たちは乃木坂とかに乗り換えた人も多い。やっぱりみんな、旬のものに行くんだなと…」(30代・男性)
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■女オタオタにつきまとわれて
女性ファンを好きになる男性を、アイドル界隈では「女オタオタ」と呼ぶ。基本的に、いい意味では使われない言葉だ。
「地下アイドルの現場は、AKBとかよりももっと男性が多い。そこで知り合った男性に気に入られてしまい、TwitterのDMにいっぱい誘いのメッセージが送られてくるようになった。
現場で会うので無視するわけにもいかず、適当に対応していたら相手は私が気があるものだと勘違い。怖くなってきたのでTwitterはブロックして、現場に行かないようにした。
せっかく楽しんでいたのに、その人のせいで…」(20代・女性)
興味のない人には理解ができないかもしれないが、ファンにとって交流イベントはたまらないものなのだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,357名(有効回答数)