「友人に笑顔を要求される」悩みに反響続々 「モラハラ」「よっぽど怖い」の声も

「常に笑顔でいろ」と押し付ける友人がうざい…みんなはどう思う?

2018/10/02 07:30


 

■「笑顔」については、専門家の色々な意見が

「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」これは、アメリカ合衆国の哲学者であり心理学者ウィリアム・ジェームズが生んだ有名な言葉だ。

面白い・楽しいから笑う、というのが通常のプロセス。しかし、ウィリアムは「人の行動と脳の働きは連動している」と論じている。意識的に笑顔になることで、顔の筋肉が動きその信号が脳に面白い・楽しいと感じさせる、という考えかただ。

一方こんな意見もある。ニューヨークで心理学を教えるアミー・ハルバースタット博士は、同僚と一緒に実験を行ない、笑顔を見せれば見せるほど、それだけ「弱い人間」だと評価されると持論を展開。常にニコニコしていると、相手に舐められてしまうと確認したとか。


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■感情コントロールできるのは7人に1人

しらべぇでは、全国20〜60代の男女1345名を対象に「嫌いな相手ほど笑顔で接する」人はどれほどいるのか、調査を行った。結果、約1割が感情をコントロールし、作り笑いをできる人であることが判明。

9割近くは、嫌いな人の前だとそれなりに顔に出てしまうのだろう。仕方ない、人間だもの。さらに、性別・年代別で見てみると…


嫌い男女

男性は、全世代で1割前後。ところが、20〜40代の女性は2割前後。さらに、20~30代の女性に関しては、同年代男性の2倍近くが「嫌いな人ほど笑顔」にできるほど、感情をコントロールできることがわかった。

面白くて笑う、自己アピールのため、コミュニケーションを円滑にするための社交辞令のもの、笑顔で自分の気持ちを隠す自己防衛…「笑顔」は色々。

「俺と話すとき、あの子はいつも笑顔だから、きっと俺のこと…」とか「セクハラチックなことを言ってしまったけど、相手は笑顔だから許してくれた」とか思っている男性は、その笑顔がどの種類の笑顔なのか、見極めることが必要かもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2015年7月24日~2015年7月27日
対象:20代~60代の既婚男女785名

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