テリー伊藤、「ママ活は成長産業」と発言し物議 感覚のズレを指摘する声も
ママ活の実態を追った『サンデージャポン』。その内容に物議
11日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で、テリー伊藤らスタジオ出演者が「ママ活」について肯定的なコメントを行い、物議を醸している。
■「ママ活」を深掘り取材
番組は「パパ活ならぬママ活が今流行している」と紹介。福岡の男子高校生が「ママ活」し補導されたニュースを取り上げ、深掘り取材を実施する。
そのなかで「ママ活=悪では片付けられない」とし、活動中の女性に電話取材。女性は「人が成長していくことに幸福感を感じている」「ホストよりも仕事感がない」などと、利点を話す。
彼女は「1回50万円」を払ったこともあるとのこと。そして男性にも取材すると、ママ活の「良さ」について
「若い男の夢も叶えてくれるし、女の人の寂しさも埋めて上げられる結構『win-win』な関係ですよね」
と力説した。
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■テリー伊藤が「成長産業」と絶賛
スタジオに戻ると、テリー伊藤が
「これね、成長産業だよね。女性なんかでもそうだけど、新宿まで着替えて行ってホストクラブまで行くの嫌じゃないですか。男性もホストクラブってのは縦社会だし、店長の言うことも聞きたくない。そうするとこういう形で行く」
と「ママ活は成長産業」との持論を展開。「質の悪いのもいるから気をつけたほうがいい」と注意喚起しながらも、
「でもこれは、今後伸びていく産業」
と主張した。
■ダレノガレ明美も「わかる」と肯定的
さらにダレノガレ明美もママ活について、
「パパ活があるから、絶対ママ活が出てくるだろうなとめちゃくちゃ思っていた。わからなくもない。私は年下好きだから、テレビとか見ていてキンプリの子とか、かわいくて仕方がない。焼き肉に行きたいとか」
とコメント。その上で、
「かわいいってなって、育てたいって思う勝手に」
と肯定的な意見を述べた。
■ネット民からは否定的な声も
番組では肯定的な意見が相次いだものの、視聴者からは「犯罪では?」「援助交際じゃないの?」と異論が噴出している。
サンデー・ジャポンで「ママ活はこれから伸びる産業」とか言ってるけど、ママ活て単なる援助交際やん。
援助交際をママ活て言い替えてるだけやん・・・(´・ω・`)
男子高校生が補導されたりしてんのに、産業とか言ってしまうマスコミの感覚がようわからん。#サンデー・ジャポン— しぶやん (@shibuyan0202) November 11, 2018
サンデー・ジャポンを見ていると「ママ活」が流行っているとか言っていたが、ママという言葉をそう簡単に使わないでほしいし、ママ活とかパパ活は所詮援助交際なのだからオブラートに包まなくて良い。
— 電ン話は鳴る前に取るシンイ干 (@shin1_99) November 11, 2018
https://twitter.com/3aXlaNYIRsvccz8/status/1061439063540948992
ママ活もパパ活も需要があるから仕方ないんだけど、そういうのを支援してしまう企業がいるのは残念。
ユーチューバーの違法動画もそう
自殺生配信で稼ぐ奴もこれから先どんどん増えてくるよ(既に存在を確認)目立った者勝ち、モラル完全無視!
法整備が追い付いてない。#サンデージャポン— 5大商社の中の人@BCC XRP (@googlegooglegoo) November 11, 2018
批判の一方で、ダレノガレ明美のコメントについて理解を示す人がいたことも事実。実際、スタジオの西川史子も「キンプリと焼き肉に行きたい」という発言に「わかる」と合いの手を入れている。
「チャンスとお金があればママ活をしてみたい」と考えている女性は、多いのかもしれない。
■「産業」と認めるべきか?
テリー伊藤は「成長産業」と言い切ったママ活だが、パパ活とほぼ変わりがない。
「いかがわしい行為をしなければ犯罪ではない」という大義名分はあるものの、犯罪に繋がる危険性があり、倫理的にも問題があるといわざるをえない「ママ活」。
本当にこれを「産業」として認めていいのか、議論する必要がある。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)