ネトウヨ・ネトサヨも騒然 立憲民主党が小林よしのりサイドに謝罪した舞台裏

「アイヌヘイト問題」で小林よしのり事務所と立憲民主党との間で起きていたトラブルが収束。その舞台裏と今後の展開とは。

2018/12/15 09:00


 

■各界の反応は

立憲民主党の謝罪ツイートに関して、各界・各人はどう反応したか。まず、記事を執筆した古谷氏は、13日に次のようにツイートした。

「私の記事は論争にすらなっていない事実なのに、いち漫画家から抗議を受けただけで『リツイートを撤回しますぅ泣』とは本当に情けない。立憲民主党情けなさすぎる。だから与党に成れぬのだよ」


精神科医で、小林よしのり氏との共著『対決対談!「アイヌ論争」とヘイトスピーチ』(創出版)を出している香山リカ氏は、同日、次のようにツイート。

「アイヌ民族などいないと2014年にツイートしたのは元札幌市議ですが、当時アイヌ否定を唱える人の多くは小林よしのり氏に影響受けてました。そして私は2015年に小林氏と直接対談も。古谷氏の記述は誤りとはいえません」


いわゆる「しばき隊」(C.R.A.C. NORTH)アカウントも反応している。

「立民は、この件で問われているのは差別認識なのだから、風見鶏をするのはやめて、アイヌ政策の見識を持ち、小林サイドからの圧力には毅然としてほしい」


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■さらなるバトルか

今回は、小林よしのり氏自身が動いたわけではなく、『よしりん企画』スタッフの時浦氏が立民に抗議文を送った。小林氏の了解はあっての行動だろうが、「立民に謝罪させるために小林氏が圧力をかけた事実」はない。

時浦氏と古谷氏の論争は立憲民主党を巻き込んだが、同党の謝罪ツイートで一件落着した。しかし、時浦氏はブログで「これでデマ屋・古谷経衡の追及に集中することが出来ます」とさらなる攻撃を布告。しばらく、古谷氏と時浦氏のバトルが展開されそうだ。要注目である。

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(取材・文/France10・及川健二

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小林よしのり
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