10代は受け取った恩を忘れない? 恩人と呼べる存在がいる人の割合が判明
「あの人のおかげで今がある」恩人と呼べる人の割合とは?
「あの人がいたから今の自分がいる」そう思える人に出会ったことはあるだろうか。今年5月には、沖縄県で航空券代が入った財布を落とし、途方にくれていた見知らぬ男子高生に6万円を貸し、窮地を救った男性の活躍が報道され話題となった。
果たして、自分の人生を大きく変えるほどの存在に出会えた人はどれくらいいるのだろうか。
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■約3割は「恩人がいる」
しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査したところ全体の29.8%が「恩人と呼べる存在がいる」と回答した。
なお、男性31.1%、女性28.5%とやや男性に多い傾向も。
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■10代は感謝の気持ちを忘れない?
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと、年齢とともに人との繋がりや縁は広がっていくため、高齢層に多いと思いきや、もっとも割合が高いのは男女ともに10代であり、男性39.7%、女性35.5%。
男女ともに年齢とともに割合が少しずつ減少していることも非常に興味深い。 学校を卒業して、まだ日が浅い10代は自身を教え導いてくれた恩師への感謝の念が強いのかもしれない。
また、50代男性においても34.4%と高く同世代の女性と大きく差をつけている。努力と根性を描いたスポ根ブームの最中、オイルショック、バブル崩壊、リーマンショックと度重なる景気動向に翻弄された世代。どん底から救ってくれた恩人に出会った人が多かったのかも。
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■恩人の存在が年収とも相関
さらに、年収別に振り分けると興味深い傾向が見えてきた。
もっとも恩人と呼べる存在が多いのは年収500〜700万円の層で45.0%。以降3割を超えている。 恩人の存在が心の支えや原動力となり日々の仕事により一層気合が入り年収が上がるのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1,722名 (有効回答数)