4人に1人が料理の味付けでパートナーと喧嘩? 男性は味にうるさい傾向も
毎日、口にする料理だからこそ口を出したくなるもの? 味付けで喧嘩したことがある人の割合は?
「調味料で味を整える」「和風か洋風か」など、料理は味付けで決まる。いくら気の合うパートナー同士でも、人それぞれ好みが違うため、料理について議論することも少なくないはず。
中には、味付けの好みが原因で喧嘩に発展してしまった経験がある人もいるのではないだろうか。
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■4人に1人が料理で喧嘩?
しらべぇ編集部が全国20〜60代の結婚している男女889名を対象に調査したところ、全体の26.4%が「パートナーと味の好みで喧嘩したことがある」と回答した。
なお、男性29.1%、女性24.1%と男女差は見受けられなかった。
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■20代男性は味にうるさい?
そこで、今回の調査結果をさらに男女年代別に見ていくと…
すべての世代において男性の割合が女性を上回っており、もっとも高いのは20代で36.6%と突出している。一方、同世代の女性では25.0%と11ポイント差の開く結果となった。
また、男女ともに年齢が上がるに連れて、パートナーと味の好みで喧嘩をしている人の割合が減少している傾向も見受けられる。
「お袋の味」と言われるように、人それぞれ育った環境によって料理の味付けは異なるだろう。長年寄り添っていくうちに、パートナーが作る料理の味が、「家庭の味」となり、味付けに関する喧嘩が減っていくのかもしれない。
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■「冷凍食品三昧に」
実際に、味の好みが違うためにパートナーと喧嘩したことがある人の話を聞くと…
「一緒に暮らし始めた頃、頑張って作った料理の味付けに片っ端から文句を言われたので、ムカついて冷凍食品三昧にしてやりました(笑)。今ではすごく感謝されます」(30代女性)
「妻は甘口派、私は辛口派で、特にカレーは永遠の課題でした。最終的に、甘めに作りガラムマサラや七味唐辛子など辛さを後で足す形を取ることで解決しました」(20代男性)
「最初は夫婦で味付けの好みが違ったので、ケンカばかりしていました。今では私の料理に慣れたのか文句ひとつ言わなくなりました」(40代女性)
一般的に、男性よりも女性のほうが料理をする機会が多く、家事や仕事に追われている中、作った料理の味付けを指摘されたら喧嘩になってしまうのは無理もないだろう。
とはいえ、毎日食べる家庭料理だからこそ、好みの味付けで口にしたいもの。納得のいく家庭の味をパートナーと生み出すことも大切なのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の結婚している男女889名 (有効回答数)