ご飯の食べ過ぎには理由が? チコちゃんがでんぷんの秘密に迫る

『チコちゃんに叱られる』でご飯を食べ過ぎる理由を紹介。ネットでは納得の声も。

2019/11/16 05:45

チコちゃん

15日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「食べ過ぎると太ると知りながらついご飯が食べたくなっちゃうのはなぜ?」に注目が集まっている。

テーマが長すぎて頭に入ってこないが、「ご飯を食べすぎてしまう」ことに共感する人も多いのではないのだろうか。チコちゃんがその秘密に迫った。



 

■「人類が火と出会ったから」

気になるチコちゃんの回答は「人類が火と出会ったから」という。我々が、ご飯を好きな歴史は古代まで遡るようだ。人がご飯をつい食べすぎてしまうのは、ご飯から甘さを感じることが影響しているようだ。

米は70%~80%がデンプンで構成されている。温かいごはんになった後のデンプンは、唾液と混ざり糖と変化しほのかな甘味を感じるようになる。

人のエネルギー源は糖であるため、糖を摂取すると幸せに感じるようにできているという。舌で甘みを感じるとベータエンドルフィンという成分が発生し、脳に快感を与えやみつきにさせる。さらにベータエンドルフィンが引き出すドーパミンは食欲を増進させる効果を持っている。

ベータエンドルフィン、ドーパミン2つの効果が発揮されることで、多幸感と食欲の刺激がされてしまうようだ。


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■原点は人類が甘い物を発見したから

遡ること700万年、人の祖先が果実などを食べていた時代。気候が寒くなり、果実があまり実らない時期があったという。そのとき、人が食べれるものを探し、見出したのがきのみだった。その時は調理せず、美味しくないと感じながら食べていた。

旧石器時代になり、食文化に革命が起こったという。人は道具、火を使えるようになった。食べ物を焼いて調理しはじめ、きのみの甘さに気づいたのが原因であると考えられているようだ。


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■「連鎖反応なんだ」

ご飯を食べることで、甘みを感じベータエンドルフィンが脳に生成され幸福感を得て、ドーパミンで食欲が増すという連鎖的な反応に「そんな理由があったのか」「甘みを感じたところから連鎖反応なんだ」といったコメントがみられた。

また、テーマのご飯を食べすぎてしまうという部分に対して「わかる」「知らぬ間にたくさん食べちゃう」と共感の声も。デンプンと唾液が混ざるところから、様々な成分が発生して身体に影響を及ぼすことを知っていた人は少ないのではないだろうか。

連鎖的に発生する成分や効能について調べてみても面白いかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

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