「黒タイツ禁止」の校則変更が話題に 校長は「生徒の希望が叶って良かった」

133年続く伝統校で校則が変わったその経緯とは…

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2019/12/12 11:00

黒タイツ女性
(Jonathan Austin Daniels/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

今ネット上で、133年の歴史と伝統がある進学校の校則が話題となっている。しらべぇ編集部は、学校と教委などを取材した。


 

■校長と生徒の話し合いがキッカケ

話題となっているのは、岐阜県高山市にある岐阜県立斐太(ひだ)高校。開校133年の文武両道の進学校だ。この高校のタイツの色に関する校則が議論を呼んだ。

滝村校長によると、今年の4月に校長と生徒会執行部の生徒がざっくばらんに話す会が開催されたという。この場で、執行部の生徒から、黒色のタイツを履かせてほしいという要望が出された。

斐太高校はベージュのタイツに白ソックスがルールで、他に女子生徒に対してもスラックス着用を認めている。「自分たちの要望を認めてもらうためには、どうしたら良いか」という生徒たちの問いに、校長はアンケートを取ったらどうかとアドバイス。


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■「黒だと落ち着いて勉強ができる」

執行部は、生徒会で「紺色のセーラー服に黒のタイツのみにしよう」という提案をしたが、それは否決されたという。生徒たちが行った生徒・保護者へのアンケートでは、黒色のタイツ導入に関しては、9割の賛同が得られたとのこと。そして、執行部から黒タイツ導入の理由書が出された。

内容は「①防寒対策のため」「②快適な学習環境に資するため」「③経済的理由のため」といったもの。それには資料も付けられており、「私たちはベージュは見た目が悪いと思っている。黒が良い。黒だと落ち着いて勉強ができる」と記載されていた。

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■「合理的理由はない」

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