現役千葉大生ナックルボーラー・佐野太河 ナックルにこだわる理由とは

千葉大学に通いながら、メジャーを夢見て練習に励む佐野太河投手。ナックルを武器に挑み続けている。

清原和博氏が監督を務めたことでも話題になった、昨年11月30日におこなわれたワールドトライアウト。球数制限が設定された条件のもと、佐野は2試合に登板。1試合目はワンアウトもとれずに無念の降板、2試合目はヒットを打たれながらも要所を抑えゲッツーに仕留めた。

トライアウト後、2020年始動の『北海道ベースボールリーグ』と、大阪・堺市を拠点に活動する関西独立リーグ所属の『堺シュライクス』からオファーが届いた。

「堺シュライクスに、大学に在籍しながら行くことに決めました。大学3年のテストが1月に終わって、2月の練習から参加予定。シーズン中の4月から10月はチームの寮に住んで、独立リーグでプレーします。単位には余裕があるので、休学のかたちではなく通わないかたちで、後期から大学に戻ります」

シーズンが始まる春からは4年。就職活動など卒業後の進路に向けて動き出す学年だが、「就活はしない」と明言。シュライクスでプレーしながら、NPBからのオファーや海外のトライアウト受験に向けて動き出す。

就職を考えていた大学入学前、ぼんやりと描いていた将来の選択肢は金融業界だった。

「お金をたくさん稼ぎたいと思って(笑)。投資に興味がありました。ゼミでも投資関係のことを学んでいます」

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