天神コア・ビブレ閉店で… 「ライバル店の対応」が感動を呼ぶ

3月31日に閉店する福岡・天神コア。フィナーレに向けてなぜかライバル店たちが粋な計らいをしているようだ。

地域

2020/01/30 18:20

3月31日で閉館する福岡・天神の商業施設「天神コア」と2月11日閉店の「天神ビブレ」。地元の人々から愛された施設だったが、近隣のライバル店舗が惜別のメッセージを送っているとツイッターで話題になっている。



 

■粋で優しいメッセージの数々

ツイッターユーザーの@Megumi_Isogawa氏が投稿したこちらの投稿。天神イムズ、ソラリアステージ、福岡パルコと天神地区にある商業施設の懸垂幕の写真を投稿した。

いずれも天神コアと天神ビブレと顧客の争奪戦を繰り広げてきたライバルたちだが、イムズは「コアで(ビ)ブレない天神のライバルよ、永遠に」。福岡パルコは「再会、楽しみにしています!」、ソラリアステージは「新しい天神でまた会いましょう」とメッセージを送っている。


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■「泣いてます」

そして天神コアには「ありがとう!大好きなまち『天神』」と各店舗へのお礼の懸垂幕を出している。この投稿を見た人からは「泣いてます」といった反応が寄せられた。

しかしライバル店舗がなぜこうした取り組みを行ったのか気になるところ。そこでしらべぇ編集部は懸垂幕を出した店舗の1つ天神イムズの担当者に電話を通じて取材を行った。


■ヒントは「都心界」に

なぜこうした取り組みを行ったのか。これについては天神地区の商業施設が加盟する「都心界」という団体が関わっているという。16団体が加盟しており、こうしたメッセージを掲出したのは12店舗だ。

「天神は仲が良かった」と担当者。競合施設ではあるものの、天神地区を盛り上げてきた同志だ。都心界が連携したメッセージの企画は先の店舗以外にイオンショッパーズ福岡店や岩田屋本店にもある。掲出期間は3月31日を予定している。

ツイッターで話が広がってきていると話すと、担当者は照れ笑いをしながら「ありがとうございます」と話していた。44年間、天神を見守り続けた天神コア。そして82年かにオープンした天神ビブレ。新しく変わる天神への期待もあるが、別れの寂しさもある。

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(文/しらべぇ編集部・大山 雄也

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