新型コロナに便乗した悪質商法に関する相談激増 「身に覚えのないマスクが宅配便で…」

新型コロナに便乗した悪質商法の実態とは。人の弱みにつけ込み、言葉巧みに誘導する手口だった。

2020/04/16 13:00


 

■「無料で新型コロナ検査」との電話

また、50歳代女性からは、自宅の固定電話に男性の声で、「新型コロナウイルスの検査が誰でも無料で受けられる」と言われたとの報告があった。

「マイナンバーカードが必要」と言われたため、持っていると伝えると、「検査は自宅で受けられる簡易なものなので、これから自宅に行く」と言われたそう。

違和感を覚えたので、「市役所に確認する」と言うと、一方的に電話を切ったという。これと同じ内容の相談も複数寄せられているとのこと。


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■騙されないためにより慎重な対応を

国民生活サンターは、こういったトラブルに巻き込まれないように、まずSNSの書き込みや広告の内容を鵜呑みにせず、リンク先の通販サイトの表示や注文手続きに不審な点はないか慎重に確認するように求めている。

「もし不審なサイト上でクレジットカード番号を入力してしまった場合は、早急にクレジットカード会社に連絡してほしい」とのこと。また、身に覚えのないものが、送られて来たら、受け取りを拒否するようアドバイス。

さらに、なりすましに関しては、「怪しい電話はすぐに切り、メールは無視し、絶対に口座情報や暗証番号等を教えたり、キャッシュカード等を渡さないでください」と述べた。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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