アーティスト・佐藤ミキ デビュー曲「名もない花」で存在してはならない恋心を描く

新人アーティスト・佐藤ミキが12月2日にデビューシングルをリリース。作品について本人に聞いてきた。


 

■もし魔法が使えたら…

本人に「魔法科高校の劣等生 来訪者編』を見ているのか聞くと「リアルタイムで見ています!」と即答。なお、アニメや漫画も好きなようだが、その好みがかなり独特だった。

佐藤:主人公が人間とそれ以外のハーフというのにハマる傾向があって(笑)『東京喰種トーキョーグール』とかは人間と喰種が混ざっていますし、あとは『D.Gray-man』『BLEACH』とか、思えばそのよう作品ばかり見てますね。


人間と人間じゃないものが、最初は敬遠しつつも徐々にわかり合っていく…その過程のストーリーが好きなんだと思います。


———全部名作ですが、好みのポイントが独特ですね(笑)ちなみに『魔法科高校の劣等生 来訪者編』は「魔法が技術として確立された世界」が舞台だと思うのですが、もし一つ魔法を使えるとしたらどんな魔法がいいですか?

佐藤:え〜! そうだなぁ…自分以外の時を止める!


———時を止める…何か悪さでもしそうな雰囲気がぷんぷんしますね(笑)

佐藤:いえいえいえ(笑)みんなの時間が止まっている間に自分の好きなことをします。ダラダラしたいです! 大人になってから、暇があったりダラダラしたりする時間がなくて…時間があったら映画見て歌詞を書く、筋トレするとかばかりだったので、もしその魔法が使えたら誰も見ていない時にだらけたいです(笑)


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■安田レイのカバーも

今回のシングルは「通常盤」と「期間生産限定盤(アニメ盤)」があるのだが、収録されている楽曲が若干異なる。通常盤にはプレデビュー曲「A KA SA TA NA」、「名もない花」のremixがあり、一方のアニメ盤には安田レイの楽曲「Mirror」のカバーが収録されている。

———カバーは初の試みでしょうか?

佐藤:そうですね! レッスンではカバーで練習したりすることはあったのですが、形になるのは初めてです。1期のエンディングテーマですし、すでに皆さんが知っている曲を歌うっていうのは難しかったですね。


ただ、何回も歌詞を読んで、何回も歌って軸を探していたら、自然と自分なりの情景が見えてきて。急に「ここだ!」みたいな、最初に見えている景色と何回も歌ってから見える景色が違ってきました。


アーティスト活動の軸として「私の歌を聴いている人が『頑張ろう』と思えるような曲を作っていこうと思っている」と語る彼女。今後さらに活動の幅を広げ、多くの人の背中を押していくことだろう。


MV:https://youtu.be/NcbxaJgPEr0
オフィシャルサイト:https://www.satomiki-official.com
Twitter: https://twitter.com/satomiki_0929
Instagram:https://www.instagram.com/satomiki_0929/

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(撮影・文/しらべぇ編集部・木根 大心 取材協力/佐藤ミキ

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