20代女性の4割がおせち料理を食べず 「味が好きでない」との声も

正月といえば、おせち料理だと考える人もいるだろう。しかし近年では、食べない人も増えているという。

2021/01/01 11:00


 

■実家で祖母がおせちを用意

一方で、実家で祖母が作ってくれているという男性も。

「正月に実家に帰ると、祖母が作ったおせち料理が必ず用意されている。自分では絶対に用意しないので、正月らしい雰囲気を味わうために帰省するところもある」(30代・男性)


洋風おせちなど、変わったものも販売されている。

「最近のおせちは、洋風のものなど変わったものも多い。昔ながらの味が苦手な人にも合ったおせちがあるから、探してみるのも楽しいと思う」(40代・女性)


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■正月に保存食がいらなくなり

おせち料理はそもそも、保存食の意味合いも強い。そのために、保存技術が進化した現代には合わないとの意見もある。

「正月の保存食なのだろうけれど、今ではコンビニもあるし、スーパーもそこまで長い休みは取らない。それに冷蔵庫もあるため、おせちの存在意義がなくなってきている気がする」(40代・男性)


また日本人の味の好みが、変化していることも大きいという。

「日本人の味の好みが、変化してきているのも大きいと思う。おせちは昔ながらの料理なので、若い人にはあまり受ける味ではないのかも」(50代・女性)


おせち料理から離れている人もいるが、正月の文化としてまだまだ受け継がれているようだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年12月11日~2020年12月18日
対象:全国10代~60代の男女3140名 (有効回答数)

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