『鬼滅の刃』コミックスの海賊版出回る　正規品とは違う「2つの特徴」

■返品・交換・真贋鑑定などの対応は不可

これら紙の海賊版は、メルカリおよびAmazonマーケットプレイスにおいて、全23巻のセット売りで販売されていたとのこと。

「いずれの海賊版セットも、同一の正規品をスキャンして制作されたものと思われます。同セット内の第1巻の奥付は『2020年6月30日第39刷発行』と確認しております」と説明されている。

この件を受け、集英社では、関係各所に紙の海賊版排除のための協力要請をしているといい、「海賊版のコミックス（コピー商品）を購入された場合、集英社では、返品・交換・真贋鑑定などの対応はいたしかねます。コミックスご購入の際は、十分ご注意くださいますようお願い申し上げます」と呼びかけている。

関連記事：『鬼滅の刃』最終巻の表紙が判明　1巻との対比に「尊すぎる…」とファン大歓喜

■ファン怒り「悪徳過ぎ」

昨年公開された映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が日本の歴代興行収入ランキングで1位を記録するなど、空前の鬼滅ブームが到来するなか発生した海賊版の被害。

ネット上には「けしからんな」「悪徳過ぎますね…酷い」とファンからの怒りの声が。また、「被害が広がりませんように」「みんながちゃんと公式のものを買ってくれますように！」と、作品を愛するユーザーたちからの祈るような書き込みも多数見受けられる。

・合わせて読みたい→売り切れ続出の『鬼滅の刃』最終巻　匹敵するレベルで入手困難な1冊があった

（文／しらべぇ編集部・荒井どんぐり）