丸亀製麺、ノスタルジックすぎる「まさかの手法」で新商品販売に踏み切っていた

全国に約850店舗を展開する大手讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」。

「丸亀うどん弁当」をリリースするなど、うどんメニューの新たな可能性を追求し続けている一方、今月、一部店舗のみで登場している新商品「うどんで作ったドーナッツ」が話題を集めている。

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■「隠れた定番になるか？」と話題に

リサーチによれば「うどんで作ったドーナッツ」を扱っているのは関東近県の数店舗のみ。

まだテスト段階なのか、同社公式ツイッターなどでも一切触れられておらず、12日ごろからツイッター上で「めちゃくちゃ美味しい」「食べてみたい…」「隠れた定番になるか？」と話題を集め、一気に知名度が上がった。

早速、約1時間電車に乗り、取り扱っているという埼玉・戸田の丸亀製麺戸田店に向かった。このお店、大通りに面しているため車で行くには大変便利だが、JR戸田駅から「徒歩だと15分はかかるね」（駅前交番の警察官）という少々ハードな場所にある。

苦労があってこそ最高の味に辿り着けると信じてやまない記者は、空腹を我慢しつつ大通りを歩き続けた。

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■売れ行き好調

ようやく見えた戸田店には、まるで戦国時代の軍旗のごとく数多くの「うどんで作ったドーナッツ」フラッグがはためいており、相当な力の入れようだとすぐ理解できた。

店内のうどん注文カウンター、天ぷらカウンター前は大勢の人が並んでおり、記者も並ぶが、お目当てのドーナツが見当たらない。よく見ると天ぷらエリアの最終コーナー（？）に紙袋に詰められたドーナッツが…。

味はシュガー（税込100円）、きなこ（税込100円）、ココア（税込130円）の3種。それぞれ1袋ずつ買ったが、その時点でほぼ完売状態とあり、後ろに並んでいたファミリーは「シュガーを3袋買いたいので、揚がるまで待ってます」と注文していた。すごい人気。