JR御茶ノ水駅、改札内に「新たな駅」が誕生 そのセンスに称賛の声相次ぐ

東京・御茶ノ水駅の改札内になんと、新たな駅が誕生。その粋な計らいに、利用客からは称賛の声が相次いでいる。

2021/04/19 16:30

そのインパクトあふれる名前で話題となったJR「高輪ゲートウェイ駅」が開業したのが、ちょうど今から1年前の3月14日のこと。現在ツイッター上では、JR「御茶ノ水駅」構内にて新たに誕生した駅が注目を集めている。


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■実際に駅へ行ってみると…

御茶ノ水駅

御茶ノ水駅といえば、中央・総武線ユーザーにとっては馴染み深い駅。しかし「駅の中に駅が誕生した」という表現に、思わず首を傾げてしまう人も少なくないだろう。

御茶ノ水駅

そんな疑問も、同駅の聖橋口改札の様子をひと目見れば即座に解消。そう、そこには消毒液の傍に「消毒駅」という駅名が記された駅看板が添えられていたのだ。

御茶ノ水駅
(画像提供:JR東日本東京支社)

こちらの駅看板は駅のホーム内で見かけるものとほぼ遜色なく「消毒駅」を起点として一つ前の駅名が「対策」、一つ先の駅名が「習慣」と名付けられているのも興味深い。


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■「センスが良すぎる」と高評価

新型コロナウイルスが猛威を振るう昨今では、駅構内など公共の場では消毒液が必須アイテム。それ故に現在は多くの場所で消毒液を目にすることとなったが、JRならではの言葉遊びがとにかく秀逸である。

同様に感じた人々はかなり多いようで、ツイッター上には「こういうの良いね。センスが良すぎる」「このご時世、これくらいのユーモアがなければやってられないですよね!」「座布団一枚! …では足りないかな」など絶賛の声が多数確認できた。

中には「多くの病院の最寄り駅なだけあって、意識もセンスも高いですね」といった考察意見も。そこで今回は、こちらの御茶ノ水駅を運営するJR東日本東京支社に広報課に取材を敢行。すると「消毒駅」に込められた同社の粋な思いが明らかになった。

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