加藤浩次が熱弁した東京五輪の“提案”に反響 「非常に面白い」の声も

賛否が相次ぐ東京五輪・パラの開催。「無観客開催」についての加藤浩次の意見に、SNS上で反響が相次いだ。

2021/05/24 12:50

極楽とんぼ・加藤浩次

タレントの加藤浩次が24日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演。東京五輪・パラリンピックについて私見を述べ、熱くなる一幕があった。



 

■無観客でやるべき?

開催まで2ヶ月を切っている状況下で、いまも「開催は中止すべき」との声が多い東京五輪・パラ。番組では、「安心安全な大会」にするための課題を掘り下げた。

観客を入れるか無観客にすべきかを議論し、フリーアナウンサーの近藤サトは「極論で言うと、オリンピックが終わった後に完璧にコロナを抑え込んだねってことを世界に示すためには、無観客っていうひとつの手立てもあるんじゃないかと」と私見を述べる。

一方、読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏は「もし可能ならば、ある程度制限したかたちで観客を入れるべく努力すべき」と話した。


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■「映像美」を中心とした東京五輪

さまざまな意見が上がる中、加藤は「僕は無観客ってはっきり言ったほうがいい」と切り出し、「無観客でやるのはさみしいなって思うかもしれないけど、静寂の中でアスリートが記録を出していくその緊張感を、今の映像とか映像クリエイターだったら(表現)できると思う」と提案。

「今までの『ウワ〜!』って盛り上がるオリンピックは、客席を100%入れるのは無理なんだから、半分とか3分の1にしてしまった時点でその盛り上がりはもうなくなるわけですよ。じゃあゼロにして、静寂の中で一番カッコいいオリンピックだったら、一番アスリートのスゴさがわかったなっていう映像美を皆に見せる。そうなったら皆が家でテレビを見るようになるから外に出る人も少なくなる。そこのアナウンスを組織委員会かIOCがするべきだと思う」と熱弁した。


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■加藤の熱弁に反響

自身の意見を熱く話す加藤に、スポーツジャーナリストの二宮清純氏は「加藤さんの熱量に圧倒されて…」とリアクションし、SNS上でも「開催には反対だけど、意見はすごく同意できる」「めちゃくちゃ良い事言ってる!」「私の同じ意見です」と共感する声が相次いだ。

一方で、やはり開催そのものに否定的な意見もみられており、一筋縄ではいかない問題であることは間違いない。

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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一

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