ワクチン接種で予想外の事態勃発 医師から質問攻めにあったワケが微笑ましすぎる

とある医療従事者がワクチン摂取時に着用していったTシャツ。その微笑ましすぎるデザインが、ネット上で話題となっている。

2021/06/02 05:45


 

■「殺伐とした」空気を和ませようと…

調剤薬局で、薬剤師として働いているモソモソさん。医療従事者枠でワクチン接種を受けにいくが、同じ会場でワクチン接種を受けた知人から「雰囲気が殺伐としていた」という話を事前に聞いてしまう。

そこで「場の空気を少しでも和ませられれば」という思いから、以前ネットで見かけた「注射こわい」Tシャツを着ていくことを決意。今回のワクチン接種に合わせて購入したとのことで、「医療従事者ならジョークと分かってくれるだろう」と確信していたそうだ。

その結果、担当医師のハートを見事に掴んだのはツイートの通りだが、こちらのTシャツの魅力はそれだけに止まらない。

普段使いで着用した際の周囲の反応を聞いてみると、「知り合いからは指を差され『何それウケるんだけど!』『写メ撮っていい?』などの反応が。すれ違う人は、一瞬Tシャツを見て顔をひきつらせて通過していきます」というエピソードが返ってきた。

やはり「見るものの興味・関心をひく」という点において、凄まじいポテンシャルを秘めていることは間違いないだろう。


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■他にもユニークなアイテムがたくさん

続いて、こちらのユニークなTシャツを発案した里さんに詳しい話を聞いてみると、「ワクチン接種に向け、気楽な感じになれるようなTシャツを作ろうと二ヶ月ほど前に思いついて、私がちょいちょいと描いたものになります」という回答が返ってきた。

ちなみにモソモソさんのツイート投稿の影響を受け、「注射こわい」Tシャツの知名度は尋常でなく跳ね上がっているよう。里さんは「ありがたいことに一日で4,000枚ほどのご注文を頂きました」とも語っており、SNSの影響力の大きさには驚かされるばかりだ。

「楽しいスタッフ達に恵まれた小さな工房ですので、少しお時間頂きますが、頑張ってすべて制作させていただきます」という頼もしいコメントも見られた。

Tシャツ

ちなみにekotが製作するTシャツについては、「デザインからTシャツの制作まで、全て工房で作っているのが特徴です」「デザイナーさんやスタッフ達と皆仲良く楽しくがモットーですのでゆるくて、たのしくて、でもなんか毒があって、みたいな物ばかり作ってます」と笑顔でその魅力を語ってくれた。


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■奇跡のコンビネーションが「バズり」を生んだ?

Tシャツ

過去にもTシャツのデザインに関連した「バズり」を何度か経験してきたekotだが、「今回は特に皆さんに喜んで頂きました」と振り返っており、「ツイート主さん(モソモソさん)にもお礼を伝えさせて頂きました」というコメントも登場。

Tシャツ

同Tシャツに秘められた魅力と、モソモソさんの「医療従事者」としての非凡なアイデアが上手く噛み合った結果、話題のツイートは投稿からわずか数日で6万件以上ものRTを記録する大ヒットを見せた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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