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■「ドライヤーで髪が傷む」はウソ？

しっかり乾かすことで、髪が摩擦や刺激に強い状態になるが、「ドライヤーの熱で髪が傷む」というイメージを持っている人もいるはず。

この問題について、越野さんは「ドライヤーが髪に悪いというのは、かけ方次第。髪を乾かしてキューティクルが整うということが大事」だと指摘する。

「確かに、ドライヤーを髪や頭皮に近づけすぎたり、同じ場所に温風を当て続けることはよくありません。しかし、毛先や表面だけではなく、根本から順番に乾かすようにすれば大丈夫です」と越野さん。

タオルドライする際も、「根本から中心によく拭いて。髪が長い方は、髪をゴシゴシと擦るような乾かし方はせず、柔らかいタオルで、ポンポンと叩くようにすると良い」という。

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■ブラッシングで「ツヤ」を出して

さらに、今日からすぐにできるヘアケアの基本として、「ブラッシングをすること」も重要であると越野さんは話す。

「髪の毛はブラシを入れることでキューティクルが整いツヤが出るので、ブラッシングはとても大切です。髪の美しさはツヤで決まります」と熱弁してくれた。

この春から新生活が始まる人はとくに、第一印象は重要だ。特別お金をかけなくとも、今日から少しヘアケアを意識してみてはいかがだろうか。

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（取材・文／Sirabee 編集部・衣笠 あい）