市川市役所の「アナログなのに画期的な取り組み」が話題　順番待ちのイライラが軽減

■市民からは高評価だった

どのような経緯で「直撮りライブ配信」を行うことになったのか。気になった記者が市川市役所に問い合わせてみると、「令和2年の2月にコロナ対策として、市川市行徳支所市民課で待合いスペースの密を解消するために開始しました。外出中でも受付状況が確認できるようになっております」と担当者は話す。

市民の反応については、市役所が混雑する3、4月の引っ越しシーズンの際に「時間を有効に活用できた」という声があがるなど、高評価だという。

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■ネットの評判に担当者は…

取材の最後、市役所の担当者に話題となった「取組みの手応え」について聞いてみると、「ネット上でも多くの評価をいただき、光栄に存じます。今後も市民サービスの向上に務めてまいります」と語ってくれた。

今回で分かったのは、予算がなくても発想次第でDXは可能だということ。同じような取り組みが広がれば、役所での無駄な待ち時間は減るかもしれない。

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（取材・文／Sirabee 編集部・Sirabee編集部）