プリクラ横で発見した機械、何かがおかしい…　アラフォー世代は「マジかよ」と驚愕

 

■それにしてもGiGO、ノリノリである

ちなみにこれらのブラストシティは完全に「オブジェ」のため、ゲームなどはプレイできない。しかし、いずれも20年以上前から現役で稼働し続け、ゲーセンを見守ってきた筐体である。

「GENDA GiGO Entertainment」は21年7月時点では「SEGA」グループに所属しており、同社開発のブラストシティをポップに「転生」させること自体は問題がなかったが…やはり社内ではかなり揉めた案件だという。

確かに、在りし日のブラストシティの勇姿が目に焼き付いている「古のゲーマー」からすると、「映えスポット」に転生した筐体たちに、一抹の寂さを覚えるのも事実だろう。

ツイッターにもそうした意見が散見されていたが、GiGO担当者が「現在ではブラストティの台数がかなり貴重な物となっており、プレイや購入自体が非常に難しいです。私たちはそんなブラストシティを未来永劫、後世に紡いでいきたいと考え、今回の『転生』に至りました」「オブジェという形ではございますが…例えばショッピングモールを訪れた家族連れの方々がこちらのオブジェを目にし、お父さんがかつてを思い出して話題にするようなことがあれば、ブラストシティも本望だと思います」と、粋なメッセージを寄せてくれたのがじつに印象的であった。

もし街中で、かつて苦楽を共にした戦友・ブラストシティが映えスポットとして第2の人生を歩んでいる姿を目にした際は、多くの言葉はいらない。レバーとボタンに手を添え、ただ一言「元気でやってるか」と、労いの言葉をかけてあげてほしい。

※プリント倶楽部、（プリクラ）は株式会社セガまたはその関連会社の登録商標または商標です。

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■次第に見慣れてきたかもしれない…

近所のゲーセンのプリクラコーナーで、何故かブラストシティが変なオブジェとして第二の人生を送っていた。 pic.twitter.com/0iV3gcbDBe

— Ｈｙｄｅ棒 (@Hydebow) December 26, 2022

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（取材・文／Sirabee 編集部・秋山 はじめ）