実は“国際派”出前坊やに魅了される！？　『出前一丁』ポップアップストアがクセ強すぎ

「あ〜らよっ、出前一丁♪」のCMソング、そして金髪・赤鼻・水色の法被姿のキャラクター「出前坊や」で知られる、日清食品の「出前一丁」。

今年55周年を迎えるロングセラー商品が、香港飲茶の人気店とコラボして横浜中華街にポップアップストアをオープン！

画像をもっと見る

---

 

■実は香港では「国民食」

「出前一丁」というとなんだか懐かしい味のイメージがあるが、実はバリバリの“国際派”。シンガポールやドイツなど40以上の国と地域で販売されているのだ。たぶん出前坊や、マルチリンガル。

特に香港では、即席めん売上No.1の「国民食」として浸透しており、即席めん売り場にいけば棚1つ「出前一丁」が並び、お店に行けばメニューに「出前一丁」の文字が踊る。

どちらも2017年香港に行った際の写真だが、当たり前のように出前一丁のメニューがあるため「…私の知っている出前一丁と一緒か？ 一緒だよな？？」と混乱。出前坊や…坊やってもう呼べない…。

関連記事：「二度と頼みたくない」酷評の二郎系をウーバーイーツで注文　ジロリアンの感想は…

 

■外も中も「出前一丁」一色

そんな世界中で愛される「出前一丁」と、横浜中華街にある香港飲茶の人気店「招福門」がコラボ。“香港屋台”を期間限定でオープンすることに！

実際に店舗に行ってみると、どこを見ても赤い。どこを見ても出前坊やがいる…。

店外はもちろん、中も“イケメン顔”で佇む出前坊や、

香港っぽいネオン風のフォトスポット、

香港でしか買えない「出前一丁」の展示など、充実の内容。…博多と横浜って書いてあるけど、日本じゃ売ってないんだよな、悲しい。

関連記事：「二度と頼みたくない」話題のウーバーイーツの油そば　”ガチ勢”が感じた不満

 

■コラボメニューがクセ強すぎ！？

もちろん、フードも忘れちゃいけない。コラボメニューは全11種と充実だ。

出前一丁を使ったオリジナルの「出前坊やのまかないラーメン」は、「海老ワンタン麺」「角煮麺」「鶏そば」の3種。金華ハムを使用してアレンジしており、ノーマルな出前一丁よりも贅沢な味わいになっている。

そして、サイドメニューの「出前一丁よくばり八変化」も見逃せない。そのメニューも「出前一丁」を使用していたり、出前坊やをイメージしたカラーリングになっていたり…と目も舌も楽しめるものばかり。

出前坊やが微笑む「出前一丁まん」は中にチャーシュー、煮卵、なると、メンマ、出前一丁のスープとごまラー油で味付けした麺が入っている。ナルトの食感が肉まんとしてはイレギュラーすぎる。

4色の団子が刺さった「出前坊やの4色団子」は、左から出前一丁・イチゴ・（青く色付けした）白あん・コーンポタージュの味。何を言ってるかわからない。実際に出前一丁味の団子を食べたが、ごまの代わりに麺がサクサクするし、団子部分は甘いのに中がしょっぱいと言うか麺だし、脳内が混乱してくる。

他にも、玉子・煮込んだ麺と一緒に角煮を1本丸ごと挟んでしまった1日限定5本の超レアメニュー「角煮一丁ドッグ」や、一口飲めば黒ごまとごま油の香りが口いっぱいに広がる「後マラー香る黒ごまシェイク」など、気になるメニューだらけ。

出前一丁を愛する人はもちろん、出前坊やに胸がキュンとした人、そしてレアメニューを食べたい人は、横浜中華街まで足を運んでほしい。出前坊やの魅力から逃れられなくなるはずだ。

『出前坊やの香港屋台』
場所：横浜中華街内、「招福門」横浜本店1階（神奈川県横浜市中区山下町81−３）
期間： 2023年1月21日（土）〜4月2日（日）

・合わせて読みたい→好き嫌いの激しい夫が妻の手料理に文句連発　「出前取るから金出せ」と要求

（取材・文／Sirabee 編集部・たつき あつこ）