ビートたけし、『TVタックル』で岸田文雄首相に呆れ　「オイラは諦めて…」

5日放送の『ビートたけしのTVタックル』（テレビ朝日系）で、ビートたけしが岸田文雄首相について持論を展開した。

 

■岸田首相の秘書官が公用車で…

岸田首相の息子で総理秘書官を務める翔太郎氏が1月、外遊先のイギリスやフランスで「公用車に乗り観光をしていた」と一部週刊誌で報じられた件を取り上げたこの日の放送。

政府は「不適切な行動はなかった」などと釈明。国会で首相も「今後、総理秘書官を始め関係者において、より緊張感を持ってこうした行動について考えていかなければならない」などと答弁した。

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■土産物を購入は「本来業務」

また野党議員は「（首相のポケットマネーですべての大臣に）プライベートでお土産を買うことは、総理秘書官の公務ですか？　公私混同では」と質問する。

岸田首相はこれに「政務秘書官の本来業務に含まれうると考えます。すなわち公務であります」と話す様子が放送された。

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■たけしが岸田首相に呆れ

たけしは岸田首相について「岸田さんもせがれを秘書にして、あたりまえの世襲なんだろうけども、この人は今さら嫌ったってしょうがないぐらいのクラスにいるよね。はなっから諦めているっていうかさ」と語る。

続けて「ふざけんなバカ野郎って言う気もねえっていうか。そんな気しない？　だから、税金や防衛費で税金を上げてどうのこのって言っても、やってもしょうがない、もういいよっていうか。なんか腹立たしくないっていうかさ」とコメント。

そして「国民は、国民というかオイラは諦めてるっていうか、好きにしなよっていう感じがしてしまうんだよね」と呆れたように話した。

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■怒りがわかない？

番組終盤、ゲストの優木まおみが「こういう（物価上昇で賃金が上がらず苦しい）状況なのに、なんとなく岸田さんへの怒りってあんまり国民は思っていないような。岸田さんがいうなら仕方ないのかなって思っている？」とコメント。

するとたけしも「本当に。普通だったらデモとかすごいはずなんだけどね。ないんだよなあ。怒りがわかないってなんだろう」とボヤいた。

たけしの「岸田評」に視聴者からは同調の声が。一方で「怒りは上がっている」「暖簾に腕押しみたいな対応を続けているためでは」などの意見も上がっていた。

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（文／Sirabee 編集部・佐藤 俊治）