永瀬廉・高橋海人、キンプリ残留で気になる「デュオの行方」　個人の仕事には変化も…

20日、King＆Princeが音楽番組『Venue101』（NHK）に出演し、5人の「集大成」となる曲を披露する。メンバー3人の脱退する日が迫る中、グループに残る永瀬廉と高橋海人の今後に注目が集まっている。

2人はどんな活動をしていくのだろうか…。

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■個人の活動も好調な2人

キンプリは、22日をもって平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人がグループを脱退し、ジャニーズ事務所も退所する（岸は秋に退所）。永瀬と高橋はグループに残留し、キンプリとして活動を続けていく。

2人はグループはもちろん、個人でも目覚ましい活躍を見せている。永瀬は4月クールの日曜劇場『ラストマン─全盲の捜査官─』（TBS系）に出演中で、11月公開予定の映画『法定遊戯』で主演を務める予定。

高橋も、4月クールのドラマ『だが、情熱はある』（日本テレビ系）でSixTONES・森本慎太郎とW主演を務め、バラエティ番組『坂上どうぶつ王国』（フジテレビ系）にも出演中だ。

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■高橋の「特技」にも期待

あるテレビ局関係者は、2人の個人の仕事は増える可能性が高いと話す。特に、永瀬は新たな分野での活躍も見込めるという。

「永瀬さんは21年のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の出演以降、演技力が評価されているので、主演を務める作品も多くなるでしょう。また、MCの仕事にも期待できます。今年3月に『日テレ系音楽番組の祭典 Premium Music』（日本テレビ系）で初司会を務めましたが、出演者への気配りや番組の進行ぶりなど、とても初めてとは思えませんでした。彼を司会に使いたがる番組も増えると思いますよ」（テレビ局関係者）。

高橋も永瀬同様、近年俳優業が好調だが、今後は「特技」を生かす機会も増えそうだ。

「高橋さんは絵が得意で、少女漫画雑誌『ベツコミ』（小学館）で連載を持っていました。そうしたアーティスティックな活動にも力を入れていくのではないでしょうか。タイプは違いますが、嵐の大野智さんのように作品展を開けば、かなりの反響があると思いますよ」（前出・テレビ局関係者）。

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■気になるキンプリの活動は…？

それぞれの強みを生かし、着実にスキルアップしていくことだろう。では、平野らが抜けた後のキンプリでの活動はどうなるのか。

あるレコード会社関係者は、「あくまで予想」と前置きした上で、こう続ける。

「当面は、大規模なライブやツアーを開催する可能性は低いと思います。これまで、5人で歌っていたので、抜けたメンバーのパートを誰が担当するかなどを決めなければなりませんからね。過去にジャニーズで、グループからデュオに移行したケースは少ないので、様々な調整が必要だと思いますよ」（レコード会社関係者）。

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■乗り越える「デュオの壁」

ジャニーズのデュオといえば、KinKi Kids、2018年に解散したタッキー＆翼が思い浮かぶ。2人での活動には特有の難しさがあるようだ。

「お互いの意見がぶつかった時にしんどく感じることがあります。キンキやタキツバもそういう経験をしているはずです。グループであれば、誰か2人が衝突しても間に入ってくれる人がいますが、デュオだとそうはいきませんからね」（前出・レコード会社関係者）。

だが、前出のレコード会社関係者は、「永瀬・高橋コンビ」がそうした「壁」にぶつかっても、乗り越えるのではないかと話す。

「高橋さんは、過去に平野さんと永瀬さんの意見がぶつかった時も、双方の話を聞きながらピリピリした空気を和ませてくれたそうです。ある種“癒し系”の高橋さんが横にいれば、永瀬さんも心強いと思いますよ。お互いの足りない部分を補いながら、支え合っていくのではないでしょうか」（前出・レコード会社関係者）。

事務所に残る永瀬と高橋はもちろん、新しい道に進む平野、岸、神宮寺にとっても、明るい未来になることを期待したい。

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（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）