キンプリ、テレビに映らない5人の「真の評判」 “不仲”を食い止めたメンバーも…
5月に入り、King&Princeへの注目度が増している。5人の秘蔵エピソードを紹介する。
22日に、King&Prince・平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太がグループを脱退し、ジャニーズ事務所も退所する(岸は秋)。キンプリは2018年にデビューして以来、グループでも、個人でも目覚ましい活躍を見せてきた。
これまで、Sirabee編集部では5人のエピソードを報じてきた。その中から、よりすぐりのものを紹介する──。
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■永瀬と神宮寺の交友関係
永瀬廉は、1月クールのドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)、4月クールの日曜劇場『ラストマン─全盲の捜査官─』(同系)と、2クール連続でドラマ出演するなど、俳優業が好調だ。あるテレビ局関係者は、永瀬は現場で共演者と距離を縮めるのが早いと話す。
「男女問わず、すぐに打ち解ける印象です。特に、同世代の女優はほとんど下の名前で呼んでいて、クラスで仲のいい友達のような雰囲気ですね。20年の映画『弱虫ペダル』で共演した橋本環奈さんを『環奈ちゃん』、21年のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で共演した清原果耶さんを果耶、『夕暮れに─』で共演した広瀬すずさんを『すずちゃん』と呼んでいましたよ。今回の日曜劇場で共演する、今田美桜さんともすっかり打ち解けているようです」(テレビ局関係者)。
神宮寺は、ドラマの共演者だけでなく、「意外な人物」と交流があるようだ。前出のテレビ局関係者が続ける。
「元NEWSの手越祐也さんを慕っています。ジャニーズJr.時代、神宮寺さんは雑誌のインタビューで、2006年に手越さんが出ていたドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(日本テレビ系)を見て、ジャニーズに入ろうと思ったことを明かしています。以前はよく、神宮寺さんのほうから連絡したり、歌唱力に定評のある手越さんからボイストレーニングを受けていましたよ」(前出・テレビ局関係者)。
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■岸の高い演技力の秘密
1月クールのドラマ『すきすきワンワン!』(日本テレビ系)で主演を務めた岸は、近年俳優業が好調だ。
ある制作会社関係者は、「2021年の『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)では少々頼りない新人医師、昨年の『必殺仕事人』(テレビ朝日系)では正義感が強いものの心に闇を抱える青年、そして『すきすきワンワン!』では元愛犬と関わることで成長していく男…と演じる役も幅広いです。岸さんは目の動きやちょっとした仕草で感情を表現するのが上手く、異なるキャラクターを巧みに演じ分けられるんですよ」と、彼の演技を絶賛する。
高い演技力を身に付けたのには、こんな理由が…。
「13年から15年にかけてKinKi Kids・堂本光一さんの主演ミュージカル『Endless SHOCK』に出演したのが大きいのではないでしょうか。光一さんは演出も担当しており、役作りや事前の準備を徹底しています。岸さんは現場入りする時にセリフはもちろん、キャラクターの背景や設定もしっかり理解していると評判です。光一さんとの共演を通して、下準備の大切さを理解しているのでしょう」(前出・制作会社関係者)。
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■平野の「潜在能力」に期待の声
ステージでは難易度の高いダンスを華麗にこなし、ドラマに出れば巧みな演技で見る人を魅了、バラエティ番組では天然な言動でお茶の間を和ませる──。平野は、あらゆる分野で能力を発揮し、キンプリの中でも絶大な人気を誇る。
ただ、前出のテレビ局関係者は、「アクション俳優として活躍できるのではないでしょうか。岡田准一さんのように、アクションスターになれると思います」と、平野の潜在能力に期待を寄せる。
「ステージでマイクを持ったまま片手でバク転できます。バラエティ番組の企画でも、走り高跳びの背面跳びで155センチをクリアしたり、背筋力が210キロを記録したりと、いずれも一般男性の平均値を大きく上回る数値を叩き出しました。今後、本格的に身体を鍛えて、アクションの演技指導を受ければ、俳優としてさらに可能性が広がるのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)。
いつか、世界にその名を轟かせるかもしれない。
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■高橋の「仲介」が光った
それぞれ違った武器を持つ5人だが、キンプリはメンバー同士の仲がいいことでも有名だ。そんな彼らにも、上手くいかない時があった。
ある芸能事務所関係者が語る。「キンプリとしてデビューする前に、平野さんと永瀬さんが目も合わせないほど、険悪な雰囲気だったことがあったそうです。当時、2人は16~18歳と難しい年頃だったこともあり、一緒にいるのがしんどい時期だったのでしょう」(芸能事務所関係者)。
そんな時、グループの最年少・高橋海人が仲介役を果たした。
「高橋さんは、平野さんと永瀬さんの間に入り、双方から意見や不満を聞いていたといいます。当初はぎくしゃくしていた2人も、高橋さんに話を聞いてもらううちに心につかえていたものがなくなったそうです。デビュー後も、メンバー内で意見が分かれた時などに高橋さんが間に入ることで、不思議と和やかな雰囲気になったといいます」(前出・芸能事務所関係者)。
今後、5人はそれぞれの道を歩んでいく。彼らが共に過ごした時間は、メンバーにとって“一番”であり続けるに違いない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)