自分のことのように感情が揺さぶられる人は6割 「誰かが泣いているだけで…」

涙を流すと副交感神経が優位になりリラックスできるという。

2023/11/12 13:00

夫婦・夫婦喧嘩

自分が悲しいわけではないのに、なんで涙が出てしまうのだろうか。



 

■泣いている人を見てもらい泣き

Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で60.0%の人が「泣いている人を見てもらい泣きをしてしまうことがある」と回答した。

泣いている人を見てもらい泣きをしてしまうことがある

なお男女別に見ると、男性は48.7%、女性は71.2%という結果になっている。


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■悔し泣きする息子からもらい泣き

編集部が話しを聞いた40代の女性は「リレー大会に出場した息子が、僅差で負けて悔し泣きをしているのを見て、私も涙が止まらなくなってしまいました」と述べた。

どんな結果でも笑顔で労おうと思っていたのに、一緒に泣いてしまい反省していたところ、息子から「あのとき一緒に泣いてくれて嬉しかった」と言われ、さらに泣いてしまったのだそう。


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■感情移入していなくてももらってしまう

テレビを見ていてもらい泣きすることが多いという30代の女性は、「ドラマでもドキュメンタリーでもアニメでも、誰かが泣くシーンがあるとすぐにもらっちゃいます」と述べた。

そこまで強く感情移入しているわけではないのに、抑えきれずに涙が溢れるそうで、「家以外の場所でもらわないように気をつけないと…」と苦笑い。


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■涙を流すことは心身ともにメリットがある

人間の脳にあると言われているミラーニューロンという神経細胞は、他人がしていることを見て、自分のことのように共感する能力を司ると考えられている。もらい泣きをする人は、この共感する能力が優れているのかもしれない。

泣くのは決して悪いことではない。涙を流すと副交感神経が優位になり、リラックス作用があるという。また、ストレスホルモンを体外に排出するデトックス効果があるとも考えられており、涙を流すことで心身ともにメリットがあるようだ。

心が疲れているなと思ったら、何かにどっぷりと感情移入するなどして、思いっきり泣いてみると、スッキリすることもあるかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年9月28日~2023年10月2日
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)

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