長嶋一茂、日本の義務教育に物申す 「『勉強しろよ』って言ってたら藤井聡太はいない」

突出した才能があれば勉強は不要? タレントの長嶋一茂が、義務教育のあり方を考えるよう呼びかける。

2024/03/15 20:50

長嶋一茂

15日放送『ザワつく! 金曜日』(テレビ朝日系)に、タレントの長嶋一茂がレギュラー出演。突出した才能があれば勉強は必要ないのではとして、「義務教育のあり方っていうのも考えていかないと」と訴えかけた。



 

■小さい子供への習い事は?

番組はこの日、7歳・5歳・3歳にして既に非凡な野球センスを見せる3兄弟を取材。話は流れで子供への習い事に及び、MCのサバンナ・高橋茂雄は、「もし、これからお子さんが3歳になるってときに、1個に絞ったほうがいいのか難しい」と漏らす。

一茂は「早めにやったほうが、僕はいいと思いますね」と持論を述べたが、高嶋ちさ子は音楽界を例に、3~4歳から始めて世界を獲った人はいるとしながら「人としてってなったときにね…」とポツリ。「他なにもできないとかさ、いるし」「すごくリスクが高いわけ」と懸念した。


関連記事:高嶋ちさ子、驚きの趣味を明かし反響 長嶋一茂は「女性の栄養」と納得も…

 

■高嶋はリスク面も懸念

高嶋はさらに、「3歳から始めても世界に行けない人はいっぱいいるんだから」「バランスを取ってやらなきゃいけないし、やっぱり、才能を見抜かなきゃいけないし」とリスク面に着目する。

これに対し、一茂は「よくわかる」としながら、「例えば、バイオリン・チェロ弾くのは世界一だけど、切符買えないとかってのは困るってことでしょ?」とコメント。高嶋も「そう!」と共感する。


関連記事:長嶋一茂、番組収録を盛り上げる方法に持論 高嶋ちさ子は「嘘でしょ?」

 

■「例えば藤井聡太くんが…」

だが一茂は「そこの考え方も正しいんだけど」と前置きし、「例えば、藤井聡太くんが小さいときに、将棋ばっかりやってたわけだよ。そのときに、両親が『将棋ばっかりやってないで勉強しろよ』って言ってたら、藤井聡太はいないんだよね」と持論を展開。

「お父さんお母さんが、そのままずーっと将棋をさせてたらしい」と続けると、「野球選手もそれと一緒で、真っ暗になったら帰って来なさいってお母さんは言うよね」「でも、真っ暗になってもボールを追ってた子たちがプロ野球選手になってるんだよ」「バランスを考えちゃうと、突出した人にはならないよね。ハッキリ言うと」と指摘した。


関連記事:長嶋一茂、父・茂雄氏のコンプレックスを語る 「ホントにいくつになっても…」

 

■「義務教育のあり方っていうのも…」

その後も「わかんないんだけど」とはしながら、「世界に通用するアスリート、トップも含めて、学校教育の部分で、義務教育のあり方っていうのも考えていかないと」と教育改革を提言。

「だって小学校の頃、どんなに足が速くったって、勉強ができなきゃ評価できないみたいなところもあるじゃない?」「例えば9秒95で小学校の頃走ったらさ、それだけでいいじゃん。その子もっと、8秒台出すかもって期待するなら、『それはいいよ勉強なんかしなくたって』って、俺はそういう考え方なんだけど」と、例え話を交えながら訴えかけた。

・合わせて読みたい→長嶋一茂、父・茂雄氏のコンプレックスを語る 「ホントにいくつになっても…」

(文/Sirabee 編集部・玉山諒太

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

テレビ野球習い事高嶋ちさ子義務教育高橋茂雄藤井聡太長嶋一茂ザワつく! 金曜日
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング