パドレス・松井裕樹がメジャー初勝利　ダルビッシュ有も好投、大谷翔平は妻とデコピンに見守られマルチ安打

サンディエゴ・パドレスの松井裕樹投手が日本時間29日（現地時間28日）、本拠地ペトコ・パークでの開幕戦となったサンフランシスコ・ジャイアンツとの一戦に登板。メジャー初勝利を飾り、X（旧・ツイッター）でも話題となっている。

 

■4番手で登板

松井投手は2−2の同点となった7回、1死1、3塁のピンチの場面で4番手として登板。暴投で2、3塁とすると、イ・ジョンフ選手のセンターへの犠牲フライで失点し、逆転を許す。しかし、飛び出した2塁ランナーがアウトとなるダブルプレイでチェンジとなった。

その裏にパドレスが4点を取って逆転すると、8回は松井投手が3者凡退に抑えてマウンドを降りる。9回には5番手のロベルト・スアレス投手が一発を浴びるも、パドレスが6−4で逃げ切り、松井投手が勝利投手となった。

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■「持ってる男」「めでたい」祝福の声

松井投手は韓国で行われたロサンゼルス・ドジャースとの開幕2連戦に登板し、今回が早くも3度目の登板に。本拠地での初登板で記念すべき初勝利となった。

Xでは「メジャー初勝利」が話題に。日本のファンからは「松井裕樹メジャー初勝利やん。おめでとう」「松井くんよかったね」「松井メジャー初勝利めでたい」「持ってる男」と喜びの声があがった。

また、「日本人選手で最初の勝ち投手が松井裕樹になるとは」「メジャーのボールに合っていないのではという噂をねじ伏せていますね」「リリーフ陣の勝ち星は巡り合わせだけど、なんにしても1つついたことで気分も違ってきそう」といった声もみられた。

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■先発ダルビッシュが好投

この日の試合では、ダルビッシュ有投手が先発。初回は3者凡退と抜群の立ち上がりを見せ、3回に先制点を失うも最少失点に抑える。4回には1死1、2塁のピンチから2者連続三振で切り抜ける。

パドレスが逆転した直後の6回、先頭打者に四球を出した時点で2番手のトム・コスグローブ投手に交代した。5回0／3を5安打1失点、7奪三振の好投で勝利投手の権利を手にしていたものの、今季初勝利はお預けとなった。