ネットがきっかけで結婚した人はまだまだ少ない!でも20代は…
インターネット、およびSNSの普及の結果、我々のコミュニケーションは大きな変化を遂げた。今や直接会ったことのない相手と、話に花を咲かせるのも珍しくない。
当然、そのような状況になると、ネットを介した恋愛が発生する。顔が見えない状態で恋愛感情が生まれるか否かについては意見がわかれるところだが、実際にネットでの出会いをきっかけに結婚した男女もいるらしい。
■ネットで知り合った異性と結婚したことがある?
真偽を確かめるべく、しらべぇ編集部では全国の既婚者に「ネットで知り合った異性と結婚したことがあるか」調査。
結果、「ある」と答えたのは1割未満で、約9割がネットではなく、リアルな出会いで結婚に至っていることがわかった。やはり、顔のわからない人間に恋愛感情を持つことは少ないのか。
■世代別に見てみると数字が変化
全体では7%程度しか存在しないネットからの結婚だが、世代別で見ると以下のようになる。
生まれたときからネットが普及している20代は2割強と割合が高く、以下世代が若返るほどにその減少。60代は普及していなかったため、1%という低さになっている。
■婚活サイトではない場所でも、出会う男女は少なくない
ネット恋愛経験者に話を聞いてみた
「昔流行した『yahooチャット』で知り合った女性と付き合ったことがあります。私は岐阜で彼は宮崎に住んでいて、連休になると会いにいき、リア充してました。
そのときはネットも捨てたもんじゃないなと思ったけど、結局お互い近くにいた異性と浮気してしまって。ネットを介した遠距離恋愛は成立しないことを学びました」(20代女性)
経験者の間でも意見が異なっているようだが、やはり結婚までたどり着いている人も確実に存在しているようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の既婚者748名(有効回答数)