ストレス社会による負担?「胃痛持ち」が多い県民は…
ストレス社会と言われる現代。その負担が体の不調として出ることはよくあるが、胃痛もそのひとつだ。そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,378名を対象に「よく胃痛になる」がどんな人たちなのかを調査した。
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■よく胃痛になる人は全体の約2割
すると、全体で約2割の人が胃痛になりやすいと明らかに。
必ずしもストレスが原因ではないものの、約6人に1人もの人がよく胃痛になるようだ。編集部では、ストレスによって胃痛になる20代の女性に話を聞いてみた。
「高校に入学して友達がすぐできなかったとき、ごはんが全然食べられませんでした。友達ができてからも、しばらく胃痛に悩まされてましたね。
最近、呼ばれた結婚式でひとりで余興をやることになったときも、胃が痛くて自分の出番になるまで食事に手がつけられなくて。終わった途端に胃痛が治って腹ペコになったことがあったので、完全に胃にくるタイプなんだなって」
このように、日常生活に影響が出るやっかいなもののようだ。
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■大阪の人は4人に1人が胃痛持ち?
都道府県別の調査では、大阪の人がよく胃痛になると回答。
大阪の人はさばさばした性格のイメージがあるが、ストレスとは無縁でないよう。むしろ、溜め込むタイプなのか。東京と比較しても、その差が大きいことがわかる。
一方、福岡や広島では全体平均より10%も低い数字に。ストレスに悩まされる人が少なく、和やかな生活を送っている人が多いのかも。
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■気が張っている人は胃痛と離れられない?
さらに、社畜の自覚がある人と霊感がある人は、すぐ胃痛になってしまうとも明らかに。
社畜とは、会社の言いなりになり、自分の意思とは関係なく仕事に追われる人のことだ。ストレスを感じるのも無理はない。
そして霊感があると答えた人も、得体の知れない存在に日々怯えているとしたら、確実にストレスを感じているはず。
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■即席の胃痛解消法
ストレスによる胃痛は、できることなら避けたい。もしなってしまったときは、対処法を知っているとよいだろう。編集部では現役の看護師に、胃痛になった場合の解消法を聞いてみた。
「ストレスで胃痛が起こる原因は、体が冷えて血流が減り、血のめぐりが悪くなることで、胃の動きが鈍るからです。
胃が痛いときには、温めたミルクティーやホットミルク、スープなどをゆっくりと飲むのがいいです。ただ、長引くようなら早めに病院へ行ってくださいね」(20代女性)
ストレスとは無縁の世の中。胃痛が必ずしもストレスによるものではないとしても、生きる源となる食べ物をエネルギーに変える場所である胃と、上手に付き合っていきたいものだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1,378名(有効回答数)