タバコをやめてほしい人vsそれでもやめられない人 言い分対決
「禁煙」や「分煙」がところどころで叫ばれ、喫煙者の肩身が狭くなりつつあるこのご時世。
しかも喫煙者への世間からの風当たりが強いだけでなく、非喫煙者のなかには、タバコを吸う人を恋愛対象者から外す人もいるようだ。
■半数が「タバコ臭い人は恋愛対象外」
しらべぇ編集部が全国20代~60代の男女1,376名を対象に、「タバコ臭い異性は恋愛の対象外になるか」たずねたところ、全体で50.4%の人が「対象外」と答える結果に。
嫌煙家の女性はこう語る。
「タバコのにおいは本当に苦手です。たまに会社の飲み会でなにもいわず吸いはじめる人がいるんですけど、とっても不愉快で…。
服ににおいがついたらなかなかとれないですよね。クリーニング代を請求したいくらいです。
とにかく、あのにおいをさせている男はくさくて、近よりたくありません。もちろん、彼氏は絶対にタバコを吸わない人。吸ったら即別れます。超イケメンなら、許すかもしれないですけど…」(20代女性)
▽元記事はこちら
■タバコ臭い異性は恋愛対象外? 2人に1人は「喫煙者お断り」
しかし喫煙者のなかには、やめたくてもやめられない人がいるのも事実。ここでは2パターンを紹介するが、どちらも仕事や職場での人間関係が大きな理由になっているようだ。
関連記事:劇団ひとり、タバコ値上げにも動じず 「嫌われ者なのでいくらでも払います」
①仕事のストレスでどうしても…
「タバコは一度吸ってしまったらやめられないと聞いていましたが、ちょっと吸わないだけでもつらいですね…。
将来のためにも体のためにも、ダメなのはわかっているのですが、仕事のストレスで休憩の合間に吸ってしまいます」(20代女性)
編集部が以前、全国の喫煙者294名を対象に調査したところによると、タバコを一度やめてもまた吸いはじめてしまったことがある人は38.8%。
およそ4割の人は一度挑戦するも、禁煙に失敗しているのだ。あらためて禁煙の難しさを認識させられる。
▽元記事はこちら
■タバコをやめたのにまた吸いはじめてしまった人に「ある特徴」
関連記事:千鳥・大悟がタバコを吸い続ける理由に反響 「最強にかっこいい」
②喫煙所で上司と…
大阪府在住の27歳のある女性は、タバコが原因で彼氏と別れてしまった。事情を聞いてみると…
「もともと、彼氏(26歳)はタバコを吸わない人でした。しかし、会社に入ったことで吸うように。喫煙所で行われる、タバコミュニケーションをするようになったからです。
彼がいうには『最近は喫煙者の肩身が狭く、そのせいで喫煙所に妙な一体感が生まれることがある。うちの会社は部長や直属の上司も社長もみんな喫煙者だから、自分も行っておかないとマズいんだよ。最悪、出世に響くかもしれないし』って。
どうしてもにおいが苦手で…。だんだん彼への想いも冷めてしまいました。彼は私との未来のために頑張って働いてくれいてたのに、皮肉な話ですよね」
仕事上の付き合いで、どうしてもタバコをやめられない人もいるようだ。
▽元記事はこちら
先日も、タバコ税増税の動きに対し、喫煙者間で反対の声が上がったが、喫煙者と非喫煙者の双方が、互いの立場を配慮し歩み寄ることが、まず求められるだろう。
・合わせて読みたい→タバコが1箱1000円に? 喫煙者「やめざるをえない」と悲しみの声
(取材・文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)