『シグナル』大切な女性が今にも殺されようと…北村一輝の焦りと絶望に反響
坂口健太郎主演『シグナル』。北村一輝の焦燥感あふれる演技が話題に。
24日、坂口健太郎主演ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』(関西テレビ系)の第3話が放送された。
登場人物の焦燥感がこちらにも伝わってくる良質な脚本と映像、そして役者たちの熱演が話題になっている。
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■これまでの『シグナル』
本作は無線機を通じて現在と過去の2人の刑事が繋がり、長期未解決事件に挑むヒューマンサスペンス。原作は韓国で大ヒットした同名ドラマだ。
坂口が演じるのは、独学でプロファイリングを学んだ城西警察署の警察官・三枝健人。小学1年生だった15年前、雨の日に誘拐事件を目撃が、警察は別の男を犯人と断定し、事件は未解決のままとなってしまっていた。
そんなある日、健人は警察署を出たところで廃棄処分されるはずの無線機を発見。15年前に事件を担当していた大山(北村一輝)という刑事と繋がり、しかも巡査の健人をなぜか「警部補」と、まるで自分を知っているかのような口ぶりで話してくる。
健人が大山からもらった情報をもとに現在は廃墟となっている谷原記念病院を訪れると、白骨化した遺体を発見。それは誘拐事件の犯人とされていた人物で、当時病院に勤めていた看護師・吉本圭子(長谷川京子)を、真犯人として任意同行させることに成功。
しかし、刑事の桜井美咲(吉瀬美智子)の取り調べに対して、圭子はなかなか口を割らず。健人は科捜研にDNA鑑定を急ぐように伝えるが、残酷にも日付が変わり、時効が成立してしまうのだった。
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■犯行が早まった理由とは?
残酷すぎる現実の中、健人は長期未解決事件捜査班に配属。97年に発生した連続女性殺人事件と向き合うことになるのだが、そこで大山と再び交信。
健人の発言がきっかけで、殺されるはずだった5人目の被害者に関する捜査資料の文字が、“遺体発見”から“未遂”に変わり、残り2人が殺害された日時は早まり、犯行現場も変わってしまった。
普通、犯行がバレかけた犯人は用心して次の犯行まで時間を置くものだが、この案件では数時間後と2日後に新たな殺人を犯していた。その事実から、健人は「6番目と7番目の殺人は、目撃者の口封じだったのでは?」という仮説を立てる。
そして、健人は美咲と当時犯人を乗せた可能性のあるバス運転手と当時親しかった女性の家に行くのだが、そこにはかつてと同じ殺され方をした彼女の姿が。「捜査を再開したことで新たな殺人が起きた」とマスコミに知られたくない上層部はこの件から長期未解決事件捜査班を外そうとする。