体調が悪くても仕事を続けたことある? 40代男性は這ってでも出社する傾向も
体調が悪くても這ってでも会社に行かなければならないことも。
季節の変わり目は風邪をひきやすい。日頃から、マスクや手洗いといった予防策をとっても風邪をひいてしまうこともあるだろう。中には、どんなに体調が悪くても「仕事のめどが立たない」「重要な商談がある」「有給が取りづらい社風」などの理由により、会社を休めず無理して働いた経験がある人も少なくないはず。
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■過半数が仕事で無理してる
しらべぇ編集部は、全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査を実施。その結果、全体の50.6%が「かなり体調が悪くても無理して仕事を続けたことがある」と回答した。
じつに2人に1人の割合が、這ってでも会社にいく精神で仕事と向き合っているということになる。 なお、男性48.8%に対して、女性52.2%とやや女性に無理をしてしまいがちな人が多いようだ。
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■40代以降は5割超え
さらに、この結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高いのは50代男性で58.9%。40代女性が57.9%、男性が57.6%と僅差で続き、高齢層に体調が悪くても仕事を続けた経験がある人が多いようだ。
一方、10・20代においては男性の極端に割合が低く、同世代の女性と20ポイント近く差をつける結果に。
昨今の若者は企業に入社する判断基準の一つとしてワークライフバランスを重視する傾向があるようだ。「体調が悪い時は無理せずしっかり休み体調を整えよう」と考えしっかり休みを取りリフレッシュしている若者が増えているということだろうか。
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■経営者層は仕事熱心
また、この調査結果を職業別に見ていくと…
体調が悪くても休まず働きがちなのは、経営者層で59.3%。会社員、自由業層が同率56.3%で続いた。一方、もっとも割合が低いのは学生層で36.7%。
経営者層は会社のかじ取り役として、多くの業務を抱えており、会社の将来に関わる重要な会議や商談に加え、人に合うアポイントの量が多いだろう。体調不良を理由にドタキャンできない案件が多いためを無理して仕事を続けた経験が多いのかも。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,732名(有効回答数)