事件で連載終了した『アクタージュ』が突然トレンド入り 「思い出して辛い」の声
ツイッターのトレンドに突如『アクタージュ』の名前が出現。ジャンプファンは懐かしんだり、悲しんだりしている。
8月に週刊少年ジャンプ(集英社)で連載されていた人気漫画『アクタージュ act-age』で原作担当だった「マツキタツヤ」こと松木達哉被告が強制わいせつの容疑で逮捕。
そのまま連載終了を迎えることとなった同作品だが、7日に『アクタージュ』が突如トレンドに出現。ファンから懐かしさや悲しみの声が殺到している。
■チェンソーマン最終話がきっかけ
7日に発売された週間少年ジャンプで、人気漫画のひとつ『チェンソーマン』が来週最終回を迎えることがわかった。
今回の『チェンソーマン』をはじめ、今年は少年ジャンプの『ハイキュー』『鬼滅の刃』『約束のネバーランド』といった人気作品の連載が終了しており、そのことを思い返してジャンプファンたちが懐かしんでいた。
そんな中、原作者逮捕で未完のまま終了してしまった『アクタージュ』に言及する人が続出。
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■アクタージュ思い出して辛い
異例の終わり方をしてしまったアクタージュにファンたちは「いろんな漫画が終わる中で、あんな終わり方したの今思い出しても悲しいな」といった声が寄せられている。
また、トレンド入りした同作品のタイトルを見て「トレンド見たけど古傷抉られてる」「絵もストーリーも最高だったのに…」と改めて思い出して悲しむコメントも多くみられた。
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■漫画雑誌を定期購読しているのは1割
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女2,168名に調査したところ、「漫画雑誌を定期購読している」と答えたのは全体の12.6%となった。全体で見ると少数派だが、10代~20代男性は20%を超えており、若者を中心に人気があることがわかる。
現在のジャンプの中でも長期連載となっていた作品たちが連続で終わっていった2020年。悲しさはもちろんあるが、面白いまま人気が高いうちに終われるのは美しいことなのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)
対象:全国10代~60代の男女2,168名