JR常磐線に車両が侵入・列車と衝突しどちらも炎上 目撃者や消防に状況を聞いた

事故当時破裂音がしたとの通報。炎上した車両の運転手が行方不明。

2021/03/26 10:50


常磐線事故
(写真提供:TOMMYさん)

26日午前0時ごろ、茨城県土浦市木田余(きだまり)のJR常磐線土浦ー神立駅間で、品川発勝田行き普通列車(10両編成)が線路内に侵入してきた乗用車と衝突。どちらの車両も炎上した。



■炎上した上に破裂音も

土浦市消防本部によると、26日午前0時18分に「JR常磐線の車両と乗用車が衝突し、両車両が炎上しており破裂音もした」との119番通報が入った。消防車両7台(うち救急車2台)が現場に急行し、消火活動にあたった。

火災は午前1時15分に消し止められ、車両には乗客・乗員64人が乗っていたが、全員にけがはなかった。


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■運転手が行方不明

現場は土浦駅から北に約3キロの地点。乗用車は、線路脇の車道からフェンスを突き破って線路に侵入してきたと見られるが、26日朝までに運転手が見つかっていない。警察が行方を調べている。

午前6時半ごろ、現場を通りがかったTOMMYさんは「警察車両が4台止まっていて、作業員が30名以上いた」と現場のようすを語った。


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■本日中の運転再開を目指す

JR東日本水戸支社によると、午前8時50分現在、土浦ー羽鳥駅間と特急「ひたち」「ときわ」の運転を見合わせている。また、取手-土浦間と羽鳥ー水戸駅間、水戸ーいわき間は始発から本数を減らして運転中。

警察・消防による現場検証は続いているが、本日中の列車運転再開を目指している。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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