大谷翔平、今季6度目のマルチ本塁打を記録 ファンはジャッジとのMVP争いに注目
エンゼルス・大谷選手が止まらない。今季6度目のマルチ本塁打を記録し、チームの勝利に大きく貢献。
ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手は6日(現地時間5日)、本拠地で行われたデトロイト・タイガース戦にスタメン出場し、マルチ本塁打を放った。
■大谷選手の活躍でチームは勝利
3番・指名打者で出場した大谷選手は、1死1塁で迎えた初回の第1打席にライトへの2塁打を放ち、チャンスを演出。続くルイス・レンヒーフォ選手がレフトへの安打で先制に成功する。
観客を驚かせたのは、1死2塁で迎えた3回の第2打席。タイラー・アレクサンダー選手の初球を上手く捉え、弾丸ライナーの31号本塁打を記録した。さらに先頭で迎えた7回の第4打席でも初球を完璧に捉え、打った瞬間それと分かる32号本塁打に。大谷選手の活躍もあり、チームは10対0で勝利した。
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■MVP争いにも注目が集まる
結局この日は、5打数3安打3打点2本塁打でチームの勝利に大きく貢献。2番のマイク・トラウト選手、4番のレンヒーフォ選手も3安打を記録したことで、打線が上手くかみ合った。
今季の成績は、2割7分、32本塁打、85打点。投手成績が11勝8敗、防御率2.58、奪三振181となり、2年連続となるMVP獲得にも期待がかかる。ライバルとなるアーロン・ジャッジ選手(ニューヨーク・ヤンキース)も、同日に行われたミネソタ・ツインズ戦で54号本塁打を放っており、2人の争いから目が離せなくなってきた。