ビートたけし、世襲議員の多さに憤り 「選挙制度を変えるしかない」
ビートたけしが世襲議員の多さを疑問視し選挙制度の改革を主張。岸田文雄内閣の支持率低下にも持論を展開した。
2日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが選挙制度の改革や岸田文雄内閣の支持率低下について語った。
■たけしが選挙制度改革を訴え
番組は「世間をざわつかせた問題議員」を特集。杉村太蔵の「グリーン車に乗りたい」、野田佳彦元首相の「18歳から喫煙(後に20歳からと撤回)」、桜田義孝元サイバーセキュリティ担当大臣の発言などが取り上げられた。
たけしは「まあね、国会議員。世襲の人を見たら、こんなにいるんだって思って。投票する人たちも立候補する人たちも、その流れができちゃってて、それを変えられないよね。選挙制度を変えるしかないよ」と語った。
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■杉村も選挙制度の悪さを口に
杉村は「国民のごく一部ですけど誤解があるのは、『誰だこの杉村太蔵みたいなやつに票を入れたのは』と。誰も入れてないんです。1人も杉村太蔵って書いてないんです」と語る。
続けて「誰も、誰も杉村太蔵に1票を託してないんです。にもかかわらず、こういう議員が誕生する選挙制度が悪いっていうのが僕の持論なんです。私が悪いんじゃない」と声高に叫んだ。