SMAP解散の理由?「育ての親」の愛情がスゴかった
いまだ収まる気配のない、SMAPの「解散」騒動。メンバーの一部が事務所を独立すると言われる大きな理由は、「SMAPを育てたチーフマネージャーが2月末をもって事務所を退社する」ため。
日本を代表するスターも、もともとは普通の少年。「育ての親」と呼ばれるチーフマネージャーの功績は、とても大きかったのだろう。
そんなSMAPのように育ての親がいる人は、どれくらいいるのだろうか? しらべぇ編集部がアンケートサイト「マインドソナー」で調査したところ…
■およそ1割に「育ての親」が
その結果、「育ての親がいる」と答えたのは全体のおよそ1割。そんな人たちに話を聞いてみると…
「陸上で高校3年間、寮生活をしていました。寮母は監督の奥さん。ご飯の面倒から思春期の悩み相談まで、いろいろお世話になりました」(30代・男性)
「母子家庭だったので、母カレや姉カレにはよくしてもらいました。遊んでもらったり、授業参観に出てもらったりで、本当の父親じゃないからこその程よい距離感が心地よかったですね。
いい思い出をたくさんもらいましたが、ファザコンになったのは誤算かな」(20代・女性)
実の親ではなくとも、そこにはたしかに深い愛情があったようだ。
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■芸能事務所のマネージャーは大変!
国民的アイドルの解散報道で注目をあつめるマネージャーという職業。スターの側にいると聞けば聞こえはいいが、実際はなかなか大変らしい。
過去に芸能事務所のマネージャーを務めたことがあるK氏(32歳男性)に話を聞くと…
「タレントが売れるか売れないかはマネージャーの手腕に尽きると思います。優れたマネージャーは、タレントを売るためにはテレビ局にもペコペコするし、イベントのたびに土日返上で働くし、いろいろ苦労してます。
また、『人間が良ければそれでいい』というわけでもありません。芸能界は華やかな分、欲の塊みたいな、下卑た人間もたくさん寄ってきます。おかしな人もいますし…いい人ほど、芸能界を離れていく、というのもよくある話。簡単につとまる仕事ではないんですね。
そういう意味では、SMAPのマネージャーさんは本当にタレントに慕われているんだと思います。私の周りでもマネージャーを慕ってタレントが事務所を離れる、というのはありましたが、深い関係性ができていたんでしょうね」
さまざまな疑惑が渦巻く芸能界だが、人間と人間の美しい交流も、少なからずあるようだ。日本中がその動向に注目するSMAP解散問題。夜空のムコウに見えている明日は、一体どんな風景なのだろうか?
(取材・文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤)