子供の頃もらったお返しに…親や祖父母に「お年玉」渡してる?
お正月休みに実家へ挨拶。よほど遠くなければ行っておきたいもの。集まった親戚の子供にお年玉をねだられることも多いだろう。
自分が子どものころを思うと、両親や祖父母など、お年玉をもらっていた人にお返しをするべきと考える一方で、まだ働いている目上の人に「お年玉」を渡すのは、失礼と考える人もいるだろう。
しらべぇ編集部は全国20代~60代の男女1,365名を対象に、年上へのお年玉に関する調査を実施した。
■親にお年玉あげる人は1割
「親や祖父母など、年上にお年玉をあげる」と回答したのは、全体の12.7%。以前に調査した子供にお年玉をあげる割合と比べてかなり少ない。
男女に差はなく、年代別で一番割合の大きな50代男性でも2割に満たない。年収別で集計すると、やはり高所得者ほどお年玉を渡していると判明した。
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■年上にお年玉をあげる人の特徴は?
さらに集計をすすめると、お年玉を親や祖父母に渡す人の特徴があきらかになった。
コミケ参加経験者、ナルシスト、元ヤンキー、勢力に自信のある人、離婚経験者の中で、お年玉を渡すと回答した人の割合が高い。
年末にお財布が潤った人や、家族にうしろめたさを感じている人など、理由はさまざまあるかもしれない。
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■「お年玉」ではなく「お年賀」
Twitter上で両親へのお年玉に関するツイートを調査すると、マナーに関するつぶやきが表示される。
「お年玉」ではなく「お年賀」と書くのが正しいようだ。また、送られる側にとても喜ばれるとの書き込みもあった。
実は正月に両親に渡す時は「お年賀」と書くらしいって知らなかってん。「お年玉」のポチ袋使ってたわ。
— とりみ千鳥 (@_to_ri) January 6, 2014
友人から両親にお年玉をあげている聞いた。すごく喜ぶからやった方がいいと勧められた。ちなみに目上の人に渡す場合はお年玉ではなくお年賀と袋に書くらしい。
— suyyou (@suyyou) December 29, 2011
日ごろ感謝の気持ちが伝えられていないなら、あらためてお年賀を渡してみてもいいだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代~60代の男女1378名(有効回答数)