なにこれかわいい!白いカラフルポッキーが止まらないおいしさ
『ポッキー<カラフルシャワー>』が限定発売! レモンクリームが爽やかで、大人買いしたくなるレベル
6月20日江崎グリコから期間限定『ポッキー<カラフルシャワー>』が発売された。白いプレッツェルに、真っ白いレモンクリーム、カラフルシュガーのトッピングは、キュートでフォトジェニック。
爽やかなレモンクリームと軽い塩味のプレッツェルの味わいに、カラフルなザラメの甘みがレモンの酸味を引き立て、シャリシャリとした食感も楽しい。
この止まらなくなるフレーバーが、限定発売だなんて…と考えたら、大人買いしたくなるレベル。
おいしくて、かわいい『ポッキー<カラフルシャワー>』を作ったのは、どんな人なのか? しらべぇ取材班は、同商品の開発担当者である江崎グリコ マーケティング本部・金澤結衣さんに話を聞いた。
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■白さを出すのが大変だった
入社5年目、ポッキーを担当して2年になるという金澤さんは、今回開発した『ポッキー<カラフルシャワー>』と同じくらい、かわいい。
もちろん、かわいいだけでなく、テキパキと質問に答えてくれる。
金澤さん:まず大変だったのは、白さを出すことでした。軸になるプレッツェルを焼くと、通常のポッキーを見ていただけるとわかると思いますが、こんがりと焼き色がつきます。これを白いまま焼き上げるための、材料の配合が難しかったです。
白いレモンクリームなので、軸に焼き色がついていると、透けて黄色っぽくなってしまう…それでは、このカラフルなトッピングが活きないので、研究所と白さを追求しました。
しかも「白さ」との戦いは、プレッツェルだけじゃなかったという。
金澤さん:レモンクリームもこの白さを出すまで、何度も何度も…。このレモンの味わいを出すために必要な素材にはビタミンなど、どうしても黄色がかった色味が出てしまう成分があるので、こちらも研究所と工夫を重ねました。
一時は「白さ」を優先するために、色のつかないバニラなどの案も出ましたが、夏のポッキーとして爽やかな後味を実現するために、妥協したくなかったんです。
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■カラフルへのこだわり
「白さ」への苦労を語ってもらったが、全てはトッピングの「カラフルさ」を際立たせるため。
金澤さん:カラフルなトッピングをした「ポッキー」は、これまでありませんでした。夏の「ポッキー」のキャンペーンは、「冷やしておいしい×楽しい」。
トロピカルで、華やかなものの多い夏に出す商品として、おいしさはもちろん、カラフルで楽しい商品にしたいと思いました。
しかし、このカラフルなザラメのトッピングも、一筋縄ではいかなかった。
金澤さん:最終的にトッピングの色は、オレンジ・赤・青・紫になったのですが、色の組み合わせだけでも、かなりのパターンを作りましたね。
製造する際、トッピングの工程では、バランスよく散らして付けるのも難しいのですが、ザラメが混じると茶色っぽくなるんです。いろんな絵具を混ぜると、茶色っぽくなったり、黒っぽくなったりするのと、同じ感じです。
そうならない色の組み合わせが、このオレンジ・赤・青・紫の4色。4つの色を合わせる――4合わせで「しあわせ4色」というのも、この商品のポイントになっています。