お年玉渡さない基準 「高校出たら」vs「社会人になったら」どっち?
お年玉を渡す境界線について調査を実施してみると…。
新年を迎えると、子供たちの一番の楽しみになるのがお年玉。年齢に応じた相場を確かめて準備をしていると、いつまであげればいいのか疑問に思うことも多い。大人になるまでは、お年玉をあげるつもりでいても、「大人」の定義もそれぞれある。
学生であっても20歳になったら、または、アルバイトをし始めたら、渡さなくてもいいと考える人がいるだろう。お年玉がもらえる境界線はどこにあるのだろうか。
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■お年玉を渡す境界線は?
しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,344名を対象に、お年玉をあげる境界線に関して、基準を高校卒業にするか、それとも社会人にするか、調査を実施した。
「高校を卒業したら渡さない」と回答したのは全体の55.7%で、一方「社会人になったら渡さない」と答えたのは44.3%だった。
地域別での差を確認してみると、高校までと回答した割合が最も高いエリアは北関東で66.0%と、全体平均より10ポイント高い。逆に社会人になるまでと答えた割合が、60.0%と唯一半数を超えたエリアは甲信越だった。
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■各家庭でまちまちだが…
今回の調査では「高校卒業したら渡さない」と考える人が「社会人になったら渡さない」よりも多かったが、地域によっても、各家庭で境界線はそれぞれであり、統一されてはいない。
昨年から日本では選挙権年齢を20歳から18歳に引き下げられており、海外では18歳を成人の年齢としている国が8割と、とても多い。お年玉の境界線も高校卒業がひとつの目安として定着していく可能性は、さらに高まりそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
対象:全国20代~60代の男女1,344名(有効回答数)