介護士夫婦が『ねほぱほ』で過酷な仕事を暴露 最後の浮気話につっこむ視聴者続出

『ねほりんぱほりん』(NHK)に介護士夫婦が登場。これまで受けた理不尽な扱いから、仕事のやりがいを明かした。

2018/03/08 06:30

介護
(kazoka30/iStock/Thinkstock)

8日に放送された『ねほりんぱほりん』(NHK)に、介護士をしている夫婦が登場。

現在は訪問介護士をしている妻のケイコさんと、老人介護施設に勤務している夫のタカフミさんが、介護士の過酷すぎる現場を赤裸々に暴露した。



 

■介護士の仕事とは?

主に介護士は、排せつ・入浴・食事の3大介護を行っており、その時に応じて、利用者の手伝いをするのが仕事。タカフミさんの職場では、50人の利用者に対して昼は4人、夜は2人で対応するという。

かつては転倒事故を防ぐため、立ち上がり防止用ベルトを利用者に着けていたそうだが、現在は着けると身体拘束という虐待になってしまうとのことで、介護保険制度上、身体の自由を制限するものは原則禁止とされている。

また「ちょっと待って」や「立たないで」といった言葉なども「スピーチロック」という身体拘束になってしまう。

タカフミさんは以前、仕事中に利用者に喉を蹴られたことがあり、苦しんでいる姿を笑われたというエピソードを「殺意を覚えた出来事」として暴露。

その一方で、介護士による虐待問題については「絶対に許されないと思うが、気持ちはわからなくもない」と胸中を明かした。


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■最後の小話につっこむ視聴者多数

「介護はクリエイティブな仕事」という名言を残したり、利用者の役に立つため日々試行錯誤しているという健気なタカフミさんだが、「必要とされると頑張れる」性分のよう。

ケイコさんから「必要とされていない」と感じたその後に、浮気を数回していたことが判明。視聴者からは「まさかの浮気オチ」「最後の最後にひっくり返った」と、つっこむ声が相次いでいる。


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■男女ともにあまり多くない結果

なお、しらべぇ編集部は全国20代〜60代の男女1,365名に「親族の介護経験があるか」という調査を実施した。

男性は17.5%、女性は18.7%と、どちらもあまり多くない結果だが、高齢化が加速している現在、今後はこの割合が大きく変化していくと思われる。

現時点で、2025年には約38万人もの介護士が不足するといわれているという。低賃金や過酷な労働環境などが見直されれば、不足する介護士の数が少しでも改善されるのではないだろうか。

今回の放送で、介護士という職業により注目が集まってほしいところだ。

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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)

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