長塚京三、「そうだ 京都、行こう」のCMナレーションに幕 感謝の気持ちを語る
「そうだ 京都、行こう。」CMでナレーションを務める長塚京三がイベントに登壇。
2018/10/10 06:00
俳優の長塚京三(73)が9日、東京・青山で開催された「そうだ 京都、行こう」25周年記念ポスター展のオープニングイベントに出席した。
画像をもっと見る
■「企業のCM」という意識が薄かった
JR東海のCM「そうだ 京都、行こう」は今年で25周年を迎え、そのナレーションを一度も変わることなく務めた長塚。しかし、今回の新CMが最終作品となるという。
長年関わってきたCMについて、長塚は「妙な話ですけど、僕はことさら企業のコマーシャルをしているという意識がわりと薄くて。ひたすら京都への思慕、おそらく皆さんの中にある京都に対する気持ちですか、思いですか。それをコピーの力を借りて代弁している」と話す。
そして、「ただ、巷で25年間流れますと、耳にするたび、あー、いい仕事をさせていただいてるなというか(笑)。季節の到来を告げるというか、とてもいい役回りをさせていただいて。25年間とても気持ちよくさせていただきました。ありがとうございました」と感謝の気持ちを述べた。
関連記事:桂歌丸さんが「DASH島」の守り神に! 城島茂の「感謝の言葉」には笑いと感動も
■25年で初めての生ナレーション
今回のイベントでは、長塚が生ナレーションを披露。25年間で生でナレーションをするのは初めてのことらしく、「環境的にどうなんですかね(笑)」と照れ笑いを見せる。
そしてCMの映像と音楽が流れると、ナレーションをスタート。長塚の耳心地の良い優しい語りに、会場はうっとりとした雰囲気に包まれた。
生ナレーション後の感想を問われた長塚は、「あがりますね(笑)いやいや、ほんとに。声は変わらないと言われながら、けっこう変わるもので、昔のものを聴くと、塩辛くなったなと」と、再び照れた様子を見せた。
関連記事:餃子が好きなのは宇都宮と浜松だけじゃない! 「京都の和風餃子」が話題
■「そうだ 京都、行こう」を実際にしたのは…
しらべぇ編集部では以前、全国20~60代の男女1,368名を対象に、「そうだ 京都、行こう」のキャッチコピーについて調査を実施。その結果、全体のおよそ2割の人が、「『そうだ 京都、行こう』と思って、実際に行ったことがある」と回答していた。
「そうだ 京都、行こう」ポスター展は、東京・青山のスパイラルエスプラナード(スパイラルM2F)で16日まで開催される。
・合わせて読みたい→タクシー乗り場の屋根に人が落下 「映画のような惨劇」にネット民騒然
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,368名(有効回答数)