余命10ヶ月で新婚旅行へ… 31歳男性のエピソードに涙腺崩壊

特技は裁縫、でも奥さんの好きだった編み物だけは「今でも出来ない」

2019/08/15 05:00


 

■奥さんの好きな編み物だけは…

奥さんはその時の想いを「誰だっていつ死ぬかはわからない。私はやりたいことをやって死ねるのだ。なんて恵まれているのだろう」と日記に綴っていた。

奥さんのかけていたメガネを今でも大事にしており、2人で使った家具も「引っ越ししても捨てられませんね」という戸次さん。様々なハンドクラフトに精通しても、奥さんが好んでしていたという編み物だけは「今も(思い出しちゃうので)できないかな…」と語っていた。


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■ピンクリボン活動に参画

だが、失ったものばかりではない。「妻の病気というものがあって、乳がんに関する知識が増えた。情報提供が出来たら良いと思って『ピンクリボン』っていう、乳がんについて正しい知識を広めていこうっていう運動をしてます」と戸次さんは前向きに語る。

「一年間に乳がんで亡くなる日本人は3万人いるんですけど、それって交通事故で亡くなる人よりも多いんですよ。まだがん検診を受けたことがないって人は、マンモグラフィーを受けてほしいと思います」と、がん検診の大切さを訴えかけた。


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■ネット上の反応は…

冒頭の人物紹介からは想像もつかない壮絶なエピソードに、Twitter上では涙腺が崩壊してしまったユーザーが数多く見られた。

https://twitter.com/Y00434978/status/1161620122408116225

https://twitter.com/chama130/status/1161620690371563522

https://twitter.com/kyogenhekijapan/status/1161624308575137792

がんで最愛の妻を亡くした後も、ピンクリボン運動を通じてがん検診の大切さを啓発し続けている戸次さんの姿を見て、番組ゲストの中村勘九郎も「最初、友達になれないとかいっちゃった…」としきりに反省していた。

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(文/しらべぇ編集部・びやじま

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